ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド 13.1 - Solaris (TM) Operating System / Microsoft(R) Windows(R) -
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第7章 エージェントのアンインストール

本章では、ETERNUS SF Storage Cruiser のエージェントをアンインストールする手順について説明します。


7.1 [Solaris OS版]アンインストール

7.1.1 エージェントの停止

  1. エージェントデーモンを停止します。

    # /opt/FJSVssage/bin/pstorageagt <RETURN>

     

  2. ps コマンドによりエージェントデーモンの停止を確認します。

    # /usr/bin/ps -ef | grep FJSVssage <RETURN>

     

  3. 停止していない場合は、以下のコマンドを実行してください。

    # /usr/bin/kill -9 プロセスID <RETURN>

     

7.1.2 アンインストール

  1. システムでroot(スーパユーザ)になります。

    # su <RETURN>

     

  2. pkgrmコマンドを実行します。本コマンドを実行することにより、パッケージが削除されます。

    # pkgrm FJSVssage <RETURN>

     

  3. /etc/services から sscruisera の行を削除します。

     

  4. システムを再起動します。

    # /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i6 <RETURN>

pkgrmコマンドを実行後、別ディレクトリに再インストールする場合は、パッケージのディレクトリが残っていないことを確認してください。パッケージのディレクトリは「6.1.1.2.5 静的ディスク容量」を参照してください。

pkgrmコマンドを実行しても、パッケージのディレクトリ上で新規にユーザがファイルを作成している場合は、アンインストール処理の中でこのファイルを削除することができないため、パッケージのディレクトリが削除されません。この場合はディレクトリを直接削除してください。

7.2 [Linux 環境]アンインストール

Red Hat Enterprise Linux版エージェントおよびSUSE Linux Enterprise Server版エージェントのアンインストール手順は共通です。

7.2.1 エージェントの停止

  1. エージェントデーモンを停止します。

    # /opt/FJSVssage/bin/pstorageagt <RETURN>

     

  2. ps コマンドによりエージェントデーモンの停止を確認します。

    # /bin/ps -ef | grep FJSVssage <RETURN>

     

  3. 停止していない場合は、以下のコマンドを実行してください。

    # /usr/bin/kill -9 プロセスID <RETURN>

     

7.2.2 アンインストール

  1. システムでroot(スーパユーザ)になります。

    # su <RETURN>

     

  2. rpmコマンドを実行します。本コマンドを実行することにより、パッケージが削除されます。

    # rpm -e FJSVssage <RETURN>

     

  3. /etc/services から sscruisera の行を削除します。

     

  4. システムを再起動します。

    # /sbin/shutdown -r now <RETURN>

rpmコマンドを実行後、別ディレクトリに再インストールする場合は、パッケージのディレクトリが残っていないことを確認してください。パッケージのディレクトリは「6.2.1.2.5 静的ディスク容量」を参照してください。

rpmコマンドを実行しても、パッケージのディレクトリ上で新規にユーザがファイルを作成している場合は、アンインストール処理の中でこのファイルを削除することができないため、パッケージのディレクトリが削除されません。この場合はディレクトリを直接削除してください。

 

7.3 [Windows版]アンインストール

7.3.1 エージェントの停止

  1. ログオンします。

    エージェントをアンインストールするシステムにログオンします。ログオンの際はアンインストールする端末の OS の管理者 (Administrator) でログオンしてください。

  2. [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Agent を選んでサービスを停止します。

    上記メニューは、Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で、"[スタート]メニュー" を選択している場合です。


    Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で "クラシック [スタート] メニュー" を選択している場合や、Windows 2000 Server、および Windows 2000 Advanced Server の場合は、[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] となります。

7.3.2 アンインストール

  1. ログオンします。

    エージェントをアンインストールするシステムにログオンします。ログオンの際はアンインストールする端末の OS の管理者 (Administrator) でログオンしてください。

  2. プログラムの追加と削除画面から ETERNUS SF Storage Cruiser Agent の削除を指示します。

    [スタート]-[ コントロールパネル] で <プログラムの追加と削除> アイコンをダブルクリックすると、以下のようなプログラムの追加と削除画面が表示されます。この画面で "ETERNUS SF Storage Cruiser Agent" を選択して削除を行います。

    上記メニューは、Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で、[スタート] を選択している場合です。

    Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で "クラシック [スタート] メニュー" を選択している場合は、以下のようになります。

    [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]

    Windows 2000 Server、および Windows 2000 Advanced Server の場合は、以下のようになります。

    [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]

     

  3. 次の確認画面が表示されますので、<OK> ボタンをクリックします。

     

  4. アンインストールが完了すると、次の確認画面が表示されますので、<完了> ボタンをクリックします。アンインストール完了後は、コンピュータの再起動を行ってください。

アンインストール後、インストール先ディレクトリが残ることがあります。

[インストールディレクトリの例]

C:\Program Files\ETERNUS-SSC\Agent

その場合は、残ったディレクトリをエクスプローラより手動で削除してください。

7.4 [HP-UX版]アンインストール

7.4.1 エージェントの停止

  1. エージェントデーモンを停止します。

    # /opt/FJSVssage/bin/pstorageagt <RETURN>

     

  2. ps コマンドによりエージェントデーモンの停止を確認します。

    # /usr/bin/ps -ef | grep FJSVssage <RETURN>

     

  3. 停止していない場合は、以下のコマンドを実行してください。

    # /usr/bin/kill -9 プロセスID <RETURN>

     

7.4.2 アンインストール

  1. システムでroot(スーパユーザ)になります。

    # su <RETURN>

     

  2. ルートディレクトリ(/)に移動します。

    # cd / <RETURN>

     

  3. 以下のコマンドを実行します。

    # swremove <RETURN>

     

  4. swremoveコマンドの実行により、以下のダイアログボックスが表示されます。

    表示されたリスト内から"FJSVssage"パッケージを選択し、ActionsメニューのRemoveを選択してください。

  5. パッケージ検査のダイアログボックスが以下のとおり表示され、パッケージの検査を実施します。

    検査完了後、OKボタンをクリックしてください。

  6. アンインストールダイアログが表示されます。Statusの表示がCompletedになればアンインストールは完了です。 Doneボタンをクリックすることで、初期ダイアログの表示に戻ります。

  7. /etc/services から sscruisera の行を削除します。


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