Netcompo WAN制御 説明書 |
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デバイスpc2c-00-l0xあるいは、pc4a-00-l0xで使用するライン制御情報を定義します。
ライン(=デバイス)ごとの制御情報を定義します。
ネットワーク活性化時にコマンドから参照されます。
このファイルは、定義が必須です。必ず定義を行ってください。
エントリの形式を以下に示します。
また、数字付きのパラメタはX.25の通信手順に関するパラメタであり、設定値について説明します。
なお、説明していない他のパラメタの内容については、“付録C.4 X.25パラメタリファレンス”を参照してください。
以下にパラメタについて説明します。
ライン名を指定します。
HDLCで定義したライン名を指定してください。
使用するネットワークのタイプを指定します。網加入時に決定されます。
0 :80年度版 1 :84年度版
使用する回線の物理インタフェースを指定します。網加入時に決定されます。
x :X.21インタフェース(PC4Aで有効) v :V.24インタフェース(PC4A、シリアルポートで有効) tel :ISDN回線交換パケット(PIBBで有効) i/psd :ISDN Dチャネルパケット交換(PIBBで有効) i/psb :ISDN Bチャネルパケット交換(PIBBで有効) rs449 :RS449インタフェース(PC2Cで有効) v35_v28:V.35の非平衡線V.28インタフェース(PC2Cで有効) s :高速ディジタル伝送サービスIインタフェース(PIBBで有効)
使用する回線速度を指定します。網加入時に決定されます。
ISDNパケット交換網のBチャネルパケット接続時には、"11"を指定してください。
ISDNパケット交換網のDチャネルパケット接続時には、"9"を指定してください。
なお、各設定値に示されている括弧内のパラメタは、“回線タイプ(ltype)”を示しています。
4 :1200bps(x,v,tel) 5 :2400bps(x,v,tel) 6 :4800bps(x,v,tel) 7 :9600bps(x,v,tel) 8 :14.4Kbps(x,v,tel) 9 :19.2Kbps(x,v,tel)/16Kbps(i/psd) 10 :48Kbps(x,tel,rs449,v35_v28) 11 :64Kbps(x,i/psb,tel,rs449,v35_v28,s) 17 :384Kbps(x,rs449,v35_v28) 20 :1536Kbps(x,rs449,v35_v28) 30 :56Kbps(x,rs449,v35_v28)(注) 31 :128Kbps(x,rs449,v35_v28,s) 32 :144Kbps(x,rs449,v35_v28) 33 :192Kbps(x,rs449,v35_v28) 34 :256Kbps(x,rs449,v35_v28) 35 :512Kbps(x,rs449,v35_v28) 36 :768Kbps(x,rs449,v35_v28) 37 :1024Kbps(x,rs449,v35_v28) (注)56Kbpsの場合、クロックはst2のみです。
加入時に選択した送信側デフォルトパケットサイズを次の値から選択して指定します。
0 :128バイト 1 :256バイト 2 :512バイト 3 :1024バイト 4 :2048バイト 5 :4096バイト
加入時に選択した受信側デフォルトパケットサイズを次の値から選択して指定します。
0 :128バイト 1 :256バイト 2 :512バイト 3 :1024バイト 4 :2048バイト 5 :4096バイト
加入時に選択した送信側デフォルトスループットクラスを指定します。
0 :75bps 1 :150bps 2 :300bps 3 :600bps 4 :1200bps 5 :2400bps 6 :4800bps 7 :9600bps 9 :19.2Kbps 10 :48Kbps
加入時に選択した受信側デフォルトスループットクラスを指定します。
0 :75bps 1 :150bps 2 :300bps 3 :600bps 4 :1200bps 5 :2400bps 6 :4800bps 7 :9600bps 9 :19.2Kbps 10 :48Kbps
PVCで使用する論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を","で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で"1"〜"255"の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の"0000"はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は"0001"からとなります。
論理チャネル数
:"1"〜"255"(10進)
先頭論理チャネル番号
:"0001"〜"0fff"(16進)
複数指定する際は、"/"で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号
PVCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず"−"を設定してください。
ただし、パラメタpvc,recv,call,bothのうちのいずれかは省略せずに設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
ISDN網との接続時は、PVCとVC(recv,call,both)の論理チャネル定義を混在して設定しないでください。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
注意
PVCを使用する場合は、必ず/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/optionsファイルの定義を行ってください。
設定方法については、/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/optionsの項を参照してください。
VCの着呼専用論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を","で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で"1"〜"255"の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の"0000"はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は"0001"からとなります。
論理チャネル数
:"1"〜"255"(10進)
先頭論理チャネル番号
:"0001"〜"0fff"(16進)
複数指定する際は、"/"で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号
着呼専用VCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず"−"を設定してください。
ただし、パラメタpvc,recv,call,bothのうちのいずれかは省略せずに設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
ISDN網との接続時は、PVCとVC(recv,call,both)の論理チャネル定義を混在して設定しないでください。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
VCの発呼専用論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を","で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で"1"〜"255"の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の"0000"はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は"0001"からとなります。
論理チャネル数
:"1"〜"255"(10進)
先頭論理チャネル番号
:"0001"〜"0fff"(16進)
複数指定する際は、"/"で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号
発呼専用VCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず"−"を設定してください。
ただし、パラメタpvc,recv,call,bothのうちのいずれかは省略せずに設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
なお、ISDN網との接続時は、PVCとVC(recv,call,both)の論理チャネル定義を混在して設定しないでください。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
VCの発着呼共用の論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を","で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で"1"〜"255"の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の"0000"はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は"0001"からとなります。
論理チャネル数
:"1"〜"255"(10進)
先頭論理チャネル番号
:"0001"〜"0fff"(16進)
複数指定する際は、"/"で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号
発着呼専用VCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず"−"を設定してください。
ただし、パラメタpvc,recv,call,bothのうちのいずれかは省略せずに設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
ISDN網との接続時は、PVCとVC(recv,call,both)の論理チャンネル定義を混在して設定してはいけません。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。
標準値は"0"です。
0 :ファーストセレクト受諾不可 1 :ファーストセレクト受諾可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。
標準値は"0"です。
0 :パケットサイズネゴシエーション不可 1 :パケットサイズネゴシエーション可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。
標準値は"0"です。
0 :ウィンドウサイズネゴシエーション不可 1 :ウィンドウサイズネゴシエーション可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。
標準値は"0"です。
0 :スループットクラスネゴシエーション不可 1 :スループットクラスネゴシエーション可
84年度版パケット網で使用可能な付加機能を指定します。
84年度版パケット網を使用していない場合は、"0"を設定してください。
標準値は"0"です。
0 :DTEファシリティを不使用 1 :DTEファシリティを使用
回線エラーになった場合に、回線の自動再立ち上げを行う回数を指定します。
標準値は"2"です。
なお、ISDN網との接続時は"0"または"1"だけ指定可能であり、"2"を指定しないでください。ISDN網との接続時の標準値は"1"です。
0 :ライン障害時、自動再立ち上げは行いません。 1 :ライン障害時、自動再立ち上げを規定回数(10回)行います。 2 :ライン障害時、自動再立ち上げを無限回行います。
HDLCで使用している自局のネットワークIDを指定します。
指定可能範囲は、"1"〜"99"です。
HDLCで使用している自局のデータリンクアドレスを指定します。
指定可能範囲は、"01"〜"fe"(16進)です。標準値は"03"です。
HDLCで使用している相手局のネットワークIDを指定します。
shdlcnwidパラメタと同一のネットワークIDを指定してください。
指定可能範囲は、"1"〜"99"です。
HDLCで使用している相手局のアドレスを指定します。
指定可能範囲は、"01"〜"fe"(16進)です。標準値は"01"です。
注意
交換機を介さない専用線接続形態でX.25の通信を行う場合、通信を行うどちらかの装置が交換機(DCE)として動作する必要があります。
このような場合、以下の関係となるようにデータリンクアドレスを設定してください。(合わせて、/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hostsファイルのデータリンクアドレスの設定も変更してください。)
・自側装置 → 自局:01/相手局:03
・相手側装置 → 自局:03/相手局:01
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