Netcompo WAN制御 説明書 |
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接続ホストを定義します。名前アドレス変換機能使用時、名前-アドレス変換ライブラリから参照されます。このファイルは、定義を省略できません。
エントリを以下に示します。なお、説明していないパラメタの内容については、“付録C.3 パラメタリファレンス”を参照してください。
自局または通信相手局に割り当てるホスト名を1文字以上20文字以内で設定します。先頭が英字で始まり、英数字およびアンダーバー“_”、ハイフン“-”が使用できます。定義済のホスト名は設定できません。
ネットワーク名を定義します。ネットワーク名は、ホストが使用しているネットワーク構成名を定義します。
アドレス情報やダイアル番号を定義します。接続形態に合わせたパラメタの設定を行ってください。
以下の“表4.8 アドレス設定の形式”にパラメタの設定形式を示します。なお、()内の指定は、省略可能です。
回線種別 |
address/dialno.の設定形式 |
---|---|
専用線 |
局アドレス |
DDXパケット交換網 |
|
高速ディジタル伝送サービス |
|
加入電話回線 |
局アドレス/ダイアル番号 |
ISDNパケット交換網 |
|
DDX回線交換網 |
|
ISPT経由のISDN網 |
局アドレス/ダイアル番号(<サブアドレス)または |
ISDN回線交換網 |
局アドレス/ダイアル番号(/サブアドレス/サブアドレス種別1/サブアドレス種別2/AFIコード) |
address/dialno.を構成する各情報の設定値について説明します。
局アドレスは、01〜feの16進数で定義してください。設定する際、以下の注意が必要です。
加入電話回線、DDX回線交換網またはISDN網を使用する場合、契約時のダイアル番号を64桁以内で設定します。
使用可能な番号コードは“表4.9 各回線種別の可能なダイヤル番号コード”を参照してください。
番号コード |
回線種別 |
||
---|---|---|---|
電話回線 |
DDX-CS(X) |
ISDN |
|
0 |
○ |
○ |
○ |
1 |
○ |
○ |
○ |
2 |
○ |
○ |
○ |
3 |
○ |
○ |
○ |
4 |
○ |
○ |
○ |
5 |
○ |
○ |
○ |
6 |
○ |
○ |
○ |
7 |
○ |
○ |
○ |
8 |
○ |
○ |
○ |
9 |
○ |
○ |
○ |
* |
○ |
○ |
○ |
# |
○ |
× |
○ |
< |
○ |
○ |
× |
= |
○ |
× |
× |
> |
○ |
× |
× |
- |
× |
○ |
× |
. |
× |
○ |
× |
% |
× |
○ |
× |
○:使用可能
×:使用不可能
サブアドレスを使用する場合に設定します。
回線種別ごとのサブアドレス指定形式およびサブアドレスの桁数を以下の“表4.10 回線種別ごとのサブアドレス桁数”に示します。
回線種別 |
最大桁数 |
備考 |
---|---|---|
ISPT経由のISDN網 |
19 |
|
ISDN回線交換網 |
19 |
サブアドレス種別1が0または1の場合 |
40 |
サブアドレス種別1が2の場合 |
ISDN回線交換網に接続してサブアドレス使用する場合、サブアドレス種別1を以下の中のいずれかで必ず定義します。通常、通信相手に合わせて、84年度版または88年度版を指定してください。
0:84年度版(IA5)
1:88年度版(ISO8348)
2:bcd(16進数)
ISDN回線交換網に接続してサブアドレスを使用する場合、サブアドレス種別2をサブアドレス種別1の設定値と関連させて、以下の中のいずれかで必ず定義します。
0:NSAP形式
1:ユーザ特有形式
ISDN回線交換網に接続してサブアドレスを使用する場合、AFIコードを0〜50の16進数で定義します。原則として、50を設定してください。
ここでは、各手順ごとに自ホスト名(DTE側)をhost1〜5、相手ホスト名(DCE側)をdhost1〜5として定義した場合の定義例を示します。
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