Symfoware Parallel Server 概説書 |
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第5章 データベースの運用 |
大量のユーザ資産を扱う大規模データウェアハウスでは、データベース操作中にトラブルが発生した場合、データベースへの被害を最小限に防いだり、壊れたデータベースを確実に復旧できる信頼性の高い機能が必要です。
Symfoware Parallel Serverでは、データベースのバックアップとログデータの収集により、高速なデータベースの復旧ができます。
ログ収集のファイルには、以下の2つがあります。
テンポラリログファイルには、データベースの更新履歴が収集されます。更新履歴には、データの更新前の情報と更新後の情報があり、トランザクションのロールバックやシステムダウン後のリカバリ処理に使用されます。
アーカイブログファイルは、トランザクションの更新履歴を、メディアリカバリに備えて保存するファイルです。
さらに、これらのログファイルの配置や、現在使用中のアーカイブログファイルの情報は、ログ管理ファイルで保持しています。
Symfoware Parallel Serverでは、ディスク破壊やシステムダウンなどからデータベースを復旧するために、以下の機能を備えています。
メディアリカバリ
ダウンリカバリ
データ更新プログラムのアボートからの復旧
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