Symfoware Parallel Server 概説書 |
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第5章 データベースの運用 |
データベースの更新は、創成済みの表に対して、データの追加、置換、更新および削除を行うことです。日々の業務で累積される基幹系サーバのデータを、セントラルデータウェアハウスサーバに定期的に収集・蓄積する作業を指します。
データベースの更新には、以下の方法があります。
更新データを入力ファイルに作成し、RDBコマンドを使用して更新する方法
応用プログラムを作成して更新する方法
創成済みの表に対しデータの追加、置換、更新および削除を行う場合、目的に応じた応用プログラムを作成しなくても、rdbsuloaderコマンドにより、入力ファイルからDSIに対するデータの追加、置換、更新および削除をすることができます。rdbsuloaderコマンドには、以下の機能があります。
行の追加および置換
列の更新
行の削除
rdbsuloaderコマンドに指定できるDSIは、STRIPE構造のみです。
更新するデータ件数が多い場合に使用します。
行を追加する場合のデータベースの更新例について、“図:データベースの更新例(行の追加)”に示します。
創成済みの表に対しデータの追加、置換、更新および削除を行う場合、目的に応じた応用プログラムを作成しなくても、rdbuptコマンドにより、入力ファイルから表に対するデータの追加、置換、更新および削除をすることができます。
更新するデータ件数が少ない場合に使用します。
応用プログラムを作成して、INSERT文、UPDATE文およびDELETE文によってデータの追加、置換、更新および削除をすることができます。
データベース中にあるデータに対して、ある値で集合更新を行う場合または少量データを更新する場合に利用します。
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