Symfoware Parallel Server 概説書
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第5章 データベースの運用

5.1 データベースの創成

データベースの創成は、定義したデータベースに最初にデータを格納することです。実際のデータウェアハウス業務において、基幹系サーバに蓄積されたデータを、セントラルデータウェアハウスサーバに初めて格納する作業を指します。

データベースの創成には、以下の3つの方法があります。

■Linkexpressによるデータベースの創

Linkexpressのデータ格納機能を利用して、データベースを創成することができます。また、Linkexpressは、DB連携機能を用意しており、基幹系サーバから必要なデータを抽出し、データウェアハウスサーバへ転送、格納までを一括して行うこともできます。

■rdbsloaderコマンドによるデータベースの創

表の創成やインデックスの創成は、rdbsloaderコマンで行います。システム内の入力ファイルにデータを格納し、そのデータをrdbsloaderコマンドで一括格納します。対象DSIがSTRIPE構造の場合は、データベーススペースごとに並列処理を行うため、大量のデータを高速に入力できます。

データベースの創成例について、“図:データベースの創成例”に示します。

[図:データベースの創成例]

■応用プログラムによるデータベースの創

応用プログラムを作成して、INSERTによってデータベースを創成することもできます。


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