Symfoware Parallel Server RDBユーザーズガイド データベース定義編
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第2章 データベースの作成> 2.8 格納構造の定義の適用

2.8.1 スコープ定義の適用

スコープ定義の適用は、APPLY SCOPEで行います。スコープ定義をある利用者に適用することにより、利用者は、指定された範囲で表のデータ操作ができます。
APPLY SCOPE文の実行者は、スコープの定義者でなければなりません。
スコープの適用の例を、以下に示します。

利用者“SUZUKI”にスコープ“東京スコープ”を適用します。
APPLY  SCOPE     東京スコープ 
                     (1)

       TO      SUZUKI 
                (2)
(1) スコープ名
(2) 認可識別子
スコープ名
スコープ名は、表の利用者に対して適用するスコープの名前を指定します。18文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。
スコープ名は、CREATE SCOPE文で定義されていなければなりません。スコープ名はデータベース内で一意です。
認可識別
認可識別子は、スコープの利用者を指定します。

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