ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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第2章 動作環境の設定> 2.1 XLデータムーバの導入

2.1.7 OS/390へのインストール

以下に、OS/390のシステムにXLデータムーバをインストールする方法について説明します。

■インストールの前準備

インストールの前に、必要なメモリ・DASD所要量が存在するか確認してください。
メモリ・DASD所要量については、以下のソフトウェア説明書の“メモリ・DASD所要量”を参照してください。

■ソフトウェアのインストール

本ソフトウェアは、IEBCOPYを使用してインストールします。
IEBCOPYの制御文は、以下の"インストール制御文の記述例"を参考にしてください。

[インストール制御文の記述例]

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+
//INSTALL JOB CLASS=A,MSGCLASS=X
//COPY  EXEC PGM=IEBCOPY
//INDD1  DD DSN=MFTF.LOAD,VOL=SER=MFTF01,
//      LABEL=(1,SL),UNIT=装置番号
//INDD2  DD DSN=MFTF.PARM,VOL=SER=MFTF01,
//      LABEL=(2,SL),UNIT=装置番号
//INDD3  DD DSN=MFTF.PROC,VOL=SER=MFTF01,
//      LABEL=(3,SL),UNIT=装置番号
//INDD4  DD DSN=MFTF.SAMP,VOL=SER=MFTF01,
//      LABEL=(4,SL),UNIT=装置番号
//OUTDD1  DD DSN=SYS1.LINKLIB,DISP=SHR        (注1)
//OUTDD2  DD DSN=初期化パラメタ格納先データセット,DISP=SHR
//OUTDD3  DD DSN=起動プロシジャ格納先データセット,DISP=SHR
//OUTDD4  DD DSN=サンプルジョブ格納先データセット,DISP=SHR
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN   DD *
  COPY INDD=INDD1,OUTDD=OUTDD1
  COPY INDD=INDD2,OUTDD=OUTDD2
  COPY INDD=INDD3,OUTDD=OUTDD3
  COPY INDD=INDD4,OUTDD=OUTDD4
/*
注1) インストールライブラリについて

ロードモジュールのインストール先ライブラリは、認定ライブラリとしてください。この例では、"SYS1.LINKLIB"としています。なお、インストール先ライブラリがライブラリー・ルックアサイド(LLA)機能の対象となっている場合は、MODIFY LLAコマンドを使用してライブラリー・ディレクトリー索引の再作成を行ってください。

■確認

インストールの結果は、IEBCOPYが正常終了することを確認します。

■インストール後の環境設定

グローバルサーバまたはPRIMEFORCE側(OS/390)の環境設定を参照して、環境設定を行ってください。


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