ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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第2章 動作環境の設定> 2.1 XLデータムーバの導入> 2.1.1 Solaris OSへのインストール

2.1.1.1 インストール

■インストールの前準備

本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。
本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、以下のインストールガイドの“静的ディスク資源”を参照してください。
十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。

注意

■ソフトウェアのインストール

  1. システム上でスーパユーザになります。


  2. CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。なお、/cdrom/cdrom0がない場合は、以下のコマンドを実行します。

  3. [Solaris 10 OS (グローバルゾーン) または、Solaris 10 OS 以外へインストールする場合]

    [Solaris 10 OS (ノングローバルゾーン)へインストールする場合]


  4. pkgadd(1M)コマンドを実行します。

  5. パッケージの格納ディレクトリを変更するかどうかの確認メッセージが以下のように表示されます。
    変更する場合は / で始まるディレクトリ名を指定して <RETURN>を、変更しない場合は、<RETURN>だけを入力してください(デフォルトの /opt を推奨します)。

    次にテンポラリディレクトリを変更するかどうかの確認メッセージが以下のように表示されます。
    変更する場合は / で始まるディレクトリ名を指定して <RETURN>を、変更しない場合は、<RETURN>だけを入力してください(デフォルトの /var/opt を推奨します)。


    次にコンフィグレーション用ファイルを格納するディレクトリを変更するかどうかの確認メッセージが以下のように表示されます。
    変更する場合は / で始まるディレクトリ名を指定して <RETURN>を、変更しない場合は、<RETURN>だけを入力してください(デフォルトの /etc/opt を推奨します)。


  6. インストールが完了後、正しくインストールされたことを確認するため、pkgchkコマンドを投入します。
    プロンプト(#)が表示されれば正しくインストールされています。エラーメッセージが表示された場合は、インストールに失敗していますので後述のソフトウェアのアンインストールによりパッケージを削除して、再度インストールし直してください。

■インストール後の環境設定

UNIX/IAサーバ側の環境設定を参照して、環境設定を行ってください。


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