ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書 |
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第2章 動作環境の設定 | > 2.1 XLデータムーバの導入 | > 2.1.1 Solaris OSへのインストール |
本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。
本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、以下のインストールガイドの“静的ディスク資源”を参照してください。
十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。
Solaris 10 OS のノングローバルゾーンにXLデータムーバをインストールする場合、 ノングローバルゾーンは、inherit-pkg-dir ディレクトリを含まない完全ルートゾーンとして作成してください。
システム上でスーパユーザになります。
# su <RETURN> |
CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。なお、/cdrom/cdrom0がない場合は、以下のコマンドを実行します。
[Solaris 10 OS (グローバルゾーン) または、Solaris 10 OS 以外へインストールする場合]
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 <RETURN> # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <RETURN> |
[Solaris 10 OS (ノングローバルゾーン)へインストールする場合]
グローバルゾーンで以下の操作を行います。
グローバルゾーンで、/cdrom/cdrom0がない場合は、以下のコマンドを実行します。
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 <RETURN> # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <RETURN> |
以下の例のように、グローバルゾーンでゾーン構成を変更し、ノングローバルゾーンを再起動してください。
# zonecfg -z my-zone <RETURN> zonecfg:my-zone> add fs <RETURN> zonecfg:my-zone:fs> set dir=/cdrom <RETURN> zonecfg:my-zone:fs> set special=/cdrom <RETURN> zonecfg:my-zone:fs> set type=lofs <RETURN> zonecfg:my-zone:fs> add options [ro,nodevices] <RETURN> zonecfg:my-zone:fs> end <RETURN> zonecfg:my-zone> commit <RETURN> zonecfg:my-zone> exit <RETURN> # zoneadm -z my-zone reboot <RETURN> |
pkgadd(1M)コマンドを実行します。
# pkgadd -d /cdrom/cdrom0/FJSVmftf FJSVmftf <RETURN> (注1) |
注1) Solaris 10 OSでは、カレント(現在のゾーン)にだけ、インストールされます。
よって、グローバルゾーンへソフトウェアのインストールを実施しても、ノングローバルゾーンへのインストールは実施されません。
パッケージの格納ディレクトリを変更するかどうかの確認メッセージが以下のように表示されます。
変更する場合は / で始まるディレクトリ名を指定して <RETURN>を、変更しない場合は、<RETURN>だけを入力してください(デフォルトの /opt を推奨します)。
</cdrom/cdrom0> 中のパッケージインスタンス <FJSVmftf> を処理しています。 ETERNUS SF XL-LINK/Datamover (sparc) 13.0 All Rights Reserved. Copyright (c) Fujitsu Limited 2006. Enter path to package base directory. (default: /opt) [?,q] <RETURN> |
次にテンポラリディレクトリを変更するかどうかの確認メッセージが以下のように表示されます。
変更する場合は / で始まるディレクトリ名を指定して <RETURN>を、変更しない場合は、<RETURN>だけを入力してください(デフォルトの /var/opt を推奨します)。
Enter path to temporary files directory.(default: /var/opt) [?,q] <RETURN> |
次にコンフィグレーション用ファイルを格納するディレクトリを変更するかどうかの確認メッセージが以下のように表示されます。
変更する場合は / で始まるディレクトリ名を指定して <RETURN>を、変更しない場合は、<RETURN>だけを入力してください(デフォルトの /etc/opt を推奨します)。
Enter path to configuration files directory.(default: /etc/opt) [?,q] <RETURN> |
インストールが完了後、正しくインストールされたことを確認するため、pkgchkコマンドを投入します。
プロンプト(#)が表示されれば正しくインストールされています。エラーメッセージが表示された場合は、インストールに失敗していますので後述のソフトウェアのアンインストールによりパッケージを削除して、再度インストールし直してください。
# pkgchk FJSVmftf <RETURN> # |
UNIX/IAサーバ側の環境設定を参照して、環境設定を行ってください。
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