ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
|
目次
索引

|
1.1.3 XLデータムーバの追加機能
XLデータムーバでは、以下の機能を追加しています。
[ V11L10/2.0で追加された主な機能 ]
- SAN(Storage Area Network)環境でのデータ連携機能(以降、SANデータ連携機能と記述)を提供しています。これは、XLデータムーバ以外のデータ転送製品に対して、ディスクアレイを利用したデータ転送を可能とする機能です(以降、SANデータ連携機能と連携したデータ転送製品をSANデータ連携製品と記述)。
[ V11L20/2.1で追加された主な機能 ]
- データ転送の指示がグローバルサーバまたはPRIMEFORCE側のバッチジョブだけではなく、UNIX/IAサーバ側のコマンドでも可能となります。
これにより、UNIX/IAサーバ主導の運用形態でもXLデータムーバを利用することができます。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとUNIX/IAサーバ間だけでなく、UNIXサーバとUNIX/IAサーバ間でのデータ転送が可能になります。
- これまで制御文によって定義していた中継バッファの区画を、システムが自動的に選択します。これにより、制御文の作成がより簡潔になり、区画の選択ミスによるエラーを未然に回避することができます。
[ V11L30/V02L20/2.2で追加された主な機能 ]
- XLデータムーバが動作するUNIX/IAサーバ側のプラットフォームにLinuxをサポートします。
また、IAサーバ間のデータ転送が可能になります。
これにより、LANを使用しないサーバ間のデータ転送業務が拡大します。
- データの転送状態およびデータ転送用ボリュームの初期化内容を表示する機能を提供します。
これらの表示機能により、業務の運用管理が容易になります。
[ V02L21で追加された機能 ]
- XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
- Red Hat Enterprise Linux AS (v. 3)
- Red Hat Enterprise Linux ES (v. 3)
[ V02L30/2.3で追加された機能 ]
- XLデータムーバのデータ転送中等にエラーが発生した場合、エラー情報をエラーログ情報出力ファイルに出力します。
- XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
- Red Hat Enterprise Linux AS (v. 4 for Itanium)
[ V11L40/13.0で追加された主な機能 ]
- 高速ディスクアレイ(FCLINK接続)の入出力性能を最大限に引出し、データ転送性能の向上を図っています。
- XLデータムーバの利用シーンをバックアップシステムへ拡大するために、差分ファイル転送機能をサポートします。
- XLデータムーバの利用形態拡大のため、UNIX/IAサーバのクラスタリングシステム上でXLデータムーバを利用可能とします。
- XLデータムーバが動作するSolarisのOSとして、以下をサポートします。
- XLデータムーバが動作するWindowsのOSとして、以下をサポートします。
- Windows Server 2003 (Itanium)
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007