Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド
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第3部 UDDIレジストリサービス編> 第6章 UDDIレジストリサービスの機能

6.1 UDDIレジストリ機能

Interstage UDDIレジストリサービスは、UDDI 2.0 仕様をサポートした Webサービス情報を登録、検索するためのレジストリ機能を提供します。

UDDIレジストリサービスは、UDDIクライアントアプリケーションからの UDDI 2.0 仕様で規定されたSOAPのリクエストメッセージを解釈し、Webサービス情報が格納されているディレクトリサービスに対して、情報の更新、検索を行い、SOAPのレスポンスメッセージを返します。

UDDIレジストリサービスには、UDDIレジストリ機能として、UDDIクライアントアプリケーションからのリクエストを受け付ける3つのアクセスポイント(URL)があります。

■検索API用アクセスポイン

『UDDI Version 2.0 API Specification』で定義されているUDDIの検索API(Inquiry API)を受け付けるアクセスポイントです。一般的に、HTTP上でSOAPメッセージが送受信されます。

■登録API用アクセスポイン

『UDDI Version 2.0 API Specification』で定義されているUDDIの登録API(Publish API)を受け付けるアクセスポイントです。登録APIは、ユーザ認証情報、ユーザが登録するWebサービス情報を含んだメッセージが送受信されますので、通信路での盗聴の危険がある場合は、HTTPS上でSOAPメッセージを送受信することを推奨します。
登録APIは、最初にUDDI APIによるユーザ認証が必要です。詳細につきましては、『セキュリティシステム運用ガイド』の『UDDIの認証とアクセス制御』をご覧ください。

■企業情報獲得アクセスポイン

HTTP GETによるリクエストにより、企業情報(businessEntity)を獲得できるアクセスポイントです。HTTP GETの引数で獲得したいbusinessEntityのbusinessKeyを指定することにより、指定されたbusinessEntityをXMLメッセージで返します。


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