Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド |
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第2部 UDDIクライアント編 | > 第5章 サンプルプログラム | > 5.2 拡張レジストリアクセス機能のサンプルプログラム |
samplesディレクトリの下の attrSave ディレクトリに含まれているサンプルは、『Webサービス情報の登録』と同様に、UDDIレジストリサービスに対する呼び出しのパラメタを XML ファイルから読み取るサンプルです。
このサンプルは、XMLファイルから読み出したパラメタを元に、 save_attribute 呼び出しを行い、ビジネスデータに関連付ける拡張属性を登録します。サーバからのレスポンスは XML ファイルとして保存されます。
以下にサンプルの構成ファイルの一覧を示します。
C:\Interstage\F3FMuddic\samples\attrSave
/opt/FJSVuddic/samples/attrSave
サンプルの実行には同ディレクトリの実行用スクリプトファイルをご利用ください。スクリプトファイルの引数は以下のようになります。引数のプロパティファイルには設定用プロパティファイル(callprop)を指定してください。レスポンス保存用XMLファイル名には、UDDIサービスからの save_attribute 呼び出しのレスポンスの保存先となるファイルを指定します。
run プロパティファイル レスポンス保存用XMLファイル名 |
スクリプトファイルの実行の前には以下の作業を完了している必要があります。
レジストリの URL と、HTTP Basic認証に必要なアカウント情報の設定は callprop の以下の個所で行います。
サービス提供 URL は、プロパティcom.fujitsu.interstage.fjuddi4j.publishURLExt に設定します。またUDDIサービス用にHTTP Basic認証用にアカウント情報を設定する場合は、ユーザID をプロパティ basicAuth.id の値に、パスワードをプロパティ basicAuth.password の値に設定します。
# =================================================== ## NOTE: # Access information for extension attribute API |
プロキシを利用する場合は、callprop の以下の個所のコメントアウトされているプロパティを有効にしてから、http.proxyHost、 http.proxyPort、 https.proxyHost、 https.proxyPort、http.proxyUserName、 http.proxyPassword の値を修正してください。プロキシの Basic 認証を行わない場合は http.proxyUserName、 http.proxyPassword はコメントのままにしておいてください。
# =================================================== |
また、登録用の拡張属性を格納するファイルを myAttribute.xml から変更したい場合は、callprop 内の business.content プロパティの値を変更してください。
#==================================================== |
myAttribute.xmlファイルはデフォルトでは以下のとおりになっています。登録済みのビジネスデータに関連付ける拡張属性のサンプルとして、企業の人気ランキングという情報が記述されています。
resource要素のkey属性値には、拡張属性を関連付けしたいビジネスデータの識別子(businessKey)を指定しておく必要があります。
『Webサービス情報の登録』を用いて登録したビジネスデータに対して拡張属性を関連付ける場合のbusinessKeyの値については、『登録されたビジネスデータの識別情報』をご覧下さい。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
実行時に指定されたレスポンス保存用XMLファイルには、UDDIレジストリサービスからのレスポンスである登録された拡張属性の情報が書き込まれます。このファイルに書き込まれているattributeKey情報は、UDDIレジストリサービスによって与えられる拡張属性を一意に判別するための識別子です。このattributeKey情報は、『拡張属性の削除』のサンプルプログラムを実行する時に利用することができます。
実行時にレスポンス保存用XMLファイルに保存される拡張属性の例を、以下に示します。UDDIレジストリサービスによって与えられたattributeKey情報が記述されています。また保存されたビジネスデータは見やすいように編集したものになっています。実際の確認作業では、Internet Explorer 6などの、XMLの構造を整形して表示するツールを利用すると便利です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
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