Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド

D.3.5 MIMEゲートウェイのセットアップ

MIMEゲートウェイを利用して環境ごとに振り分けの設定を行うためには同じマシン上のsendmailを使用しなければなりません。また、それぞれの環境ごとに別の名前のインターネットベースアドレスを定義する必要があります。以下に、MIMEゲートウェイの設定を行うための注意事項を記述します。

• sendmail.cfに以下のメーラの定義を追加します。

  

  メーラの定義は、インターネットベースアドレスで定義された受信者アドレスのメールを受信したしたときに、そのメーラが起動されるようにルールセット0を定義します。上記の-dパラメタに指定するSMTPディレクトリのパス名(/to2 に相当する部分)は、追加パッケージでインストールしたパス名を指定します。

• 上記の定義をインターネットベースアドレスごとにsendmail.cfに指定します。

  たとえば、3つのサーバが存在する場合は、sendmail.cfに以下のように定義します。

  • 基本パッケージ（@aaa.co.jp）、インストール先：/to

    

  • 追加パッケージ1用（@bbb.co.jp）、インストール先：/to1

    

  • 追加パッケージ2用（@cc.co.jp）、インストール先：/to2

    

その他のセットアップ方法については、"4.2.9 MIMEゲートウェイのインストール"、"6章　MIMEゲートウェイ関連ソフトの設定"および"TeamWARE Office管理者ガイド"を参照してください。