Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド

D.2.3 パッケージのインストール

セカンダリサーバ機能をインストールするには、TeamWARE Officeサーバソフトウェアパッケージを別々のディレクトリへインストールします。

インストール手順を、以下に示します。

1. [pkgadd]コマンドを実行し、基本パッケージのTeamWARE Officeをインストールします。
2. 追加パッケージ1または追加パッケージ2をインストールします。インストール先、TeamWARE Officeシステム管理者IDなどの情報は、他の環境の情報と同じにならないように入力してください。
3. それぞれの環境に対するTeamWARE Officeシステム管理者IDでログインします。
4. [to config]コマンドを実行し、セカンダリサーバ環境のセットアップを行います。詳細は、"D.3　セカンダリサーバ環境のセットアップ"を参照してください。このとき、あらかじめ決定しているTCP/IPのポート番号の設定や、使用できないサービス（エンタープライズディレクトリ）の削除を行います。

あらかじめ基本パッケージをインストールして、すでに運用を開始していても、後からセカンダリサーバ環境を構築することができます。

◆消費リソース

構築した1つの環境が必要とするディスク容量およびメモリ使用量は、"2.1　ハードウェアとソフトウェアの必要条件"を参照してください。それぞれの容量は、2つの環境を構築した場合は2倍、3つの環境を構築した場合は3倍となります。