Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 TeamWARE Officeの削除

5.2 TeamWARE Officeサーバソフトウェアの削除

すべてのTeamWARE Officeサーバソフトウェアを完全に削除(アンインストール)するには、以下のように操作します。

◆エリアメンバーサイトの削

エンタープライズマスターサイト配下の場合

エンタープライズマスターサイトに直接接続しているエリアメンバーサイトの削除は、以下の手順で行います。

  1. 削除するエリアメンバーサイト上で、toxdconfツールを起動します。
  2. [3-他のオプション]の[7-エンタープライズディレクトリからサイトを削除]を選択します。
  3. エンタープライズマスターサイト上で、toxdconfツールを起動します。
  4. [3-エリアメンバー接続]の[既存リンクの更新]の[リンク番号選択]で削除するエリアメンバーサイトの番号を選択し、[4-リンク削除]を選択します。
  5. エリアメンバーサイトのTeamWARE Officeが起動している場合は、エリアメンバーサイト上で、[to stop]コマンドを投入します。
  6. 削除対象のエリアメンバーサイトをアンインストールします。

◆エンタープライズマスターの削

  1. 全メンバーを"エリアメンバーサイトの削除"の手順で削除します。
  2. TeamWARE Officeが起動している場合、[to stop]コマンドを投入します。
  3. エンタープライズマスターをアンインストールします。

[toxdconf]コマンドについては、"TeamWARE Office管理者ガイド"を参照してください。

◆TeamWARE Officeサーバの停

TeamWARE Officeサーバを停止します。マルチサーバ構成の場合、すべてのTeamWARE Officeサーバを停止します。

◆パッケージの削

TeamWARE Officeサーバの停止が完了したら、[pkgrm]コマンドを用いて、TeamWARE Officeのパッケージを削除します。操作方法を以下に示します。

説明

操 作 方 法


1
2
3




4

5


6

7

<日本語表示できるtelnet端末での実行>
login: root
Password: ********
# pkgrm FSUNTWOsv
The following package is currently installed:
FSUNTWOsv TeamWARE Office
(sparc) V2.0L30

Do you want to remove this package [y,n,?,q] y
<パッケージのアンインストール情報が出力されます>
# cd /to
# pwd
/to
# rm -r *
# cd ..
# rmdir to
# exit

[説明]

  1. UNIXのシステム管理者用ID(root)を使用してサーバにログインします。
  2. UNIXのシステム管理者用IDのパスワードを入力します。
  3. [pkgrm]コマンドを実行し、TeamWARE Officeのパッケージを削除します。
  4. "y"を入力し、TeamWARE Officeパッケージの削除を実行します。
  5. インストールディレクトリ配下に移動します。
  6. インストールディレクトリ配下の資源をすべて削除します。
  7. インストールディレクトリを削除します。
    データベースをインストールディレクトリ以外に格納している場合は、データベースを格納しているディレクトリもすべて削除します。データベースのインストール先をサービスごとに変更している場合は、5〜7を連続実行します。

すべてのサーバに対して、1〜7を実行します。

Forumサービスがインストールされているサーバをアンイントールする場合、または to configでForumサービスを削除する場合には、エンタープライズフォーラム(他のサイトに購読定義しているオリジナルフォーラム)を削除して、その情報が他サイトに反映されたのを確認してから実行してください。

 

SearchProサービスを削除するときの注意事項は、SearchProオプション添付のソフトウェア説明書を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright(C) TeamWARE Group Oy 2007 and Fujitsu Limited 2007 and/or their licensors