Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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第2章 サーバの準備> 2.1 ハードウェアとソフトウェアの必要条件

2.1.1 メモリ (RAM)

サーバで必要なメモリの大きさは、インストールするサービスおよび使用ユーザ数によって異なります。また、必要メモリと同等のスワップサイズの確保が必要です。

同時ログインユーザが5人以内のシステムでは、Solarisの動作も考慮に入れ、最低でも95(MB)が必要です。1ユーザが1サービスを利用するごとに、200(KB)〜400(KB)のメモリを確保する必要があります。ユーザ数と必要メモリの関を図2.1に示します。

なお、メッセージルータが必要とするメモリは、基本の95(MB)に含まれます。POP3サービス、MIMEゲートウェイ、IMAP4サービス、NNTPサービス、MailArchiveゲートウェイをインストールする場合は、それぞれ4(MB)ずつメモリを追加する必要があります。

SearchProサービスを使用してライブラリ文書を検索する場合、1ユーザあたり1(MB)必要です。

Webサービスを利用する場合、1ユーザあたり100(KB)〜2(MB)が必要になります。利用されるメモリサイズは、ユーザの利用方法により異なります。具体的には、データ登録や一覧の再表示を頻繁に繰り返す操作の場合には、最大2(MB)程度を使用し、データ表示して読む操作を行うのであれば、100(KB)〜500(KB)が必要となります。したがって、目安としては、瞬間同時利用者数×2(MB)を想定してください。

[図2.1 ユーザ数と必要メモリの関係]

本書では、サイズを以下のように表記しています。

  • キロバイト: (KB)
  • メガバイト: (MB)

[例]

  • 200キロバイト: 200(KB)
  • 4メガバイト : 4(MB)

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