Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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6.2 OSIライブラリの設定
OSIライブラリの設定は、[設定]、[コントロールパネル]、[ネットワーク]、[サービスタブ]、[FUJITSU OSI ライブラリ]、[プロパティ]の順に選択して行います。
OSIライブラリの設定は、接続相手が数台程度の場合は、SAP情報のみ設定します。接続相手が多い場合は、共通情報の通信エンドポイント数を増やす必要があります。詳細については、OSIライブラリのマニュアルおよびソフトウェア説明書を参照してください。
接続相手が数台程度の場合に、設定が必要な項目を以下に示します。
[メイン]
[コントロールパネル]
[ネットワーク]
[FUJITSU OSIライブラリ]→[構成]
- SAP情報→自側SAP情報追加
- PSAP名
- Pセレクタ
- SSAP名
- Sセレクタ
- トランスポートプロトコル
- ホスト名
- Tセレクタ
- SAP情報→相手側SAP情報追加
- PSAP名
- Pセレクタ
- SSAP名
- Sセレクタ
- トランスポートプロトコル
- ホスト名
- Tセレクタ
個々の設定項目について以下に説明します。なお、相手側SAP情報については、接続する相手すべての定義が必要です。
◆自側SAP情報
- PSAP名
X.400では使用しません。何も設定しないでください。
- Pセレクタ
X.400では使用しません。何も設定しないでください。
- SSAP名
自側SSAPの名称を指定します。この名前は、X.400-MTAのコンフィギュレーションで指定する自側SSAP名と合わせる必要があります。
- Sセレクタ
X.400では使用しません。“-”(ハイフン)を指定してください。
- トランスポートプロトコル
TCP/IPを指定してください。
- Tセレクタ
自側トランスポートセレクタを16進数で指定します。この値は、通信相手で定義されているトランスポートセレクタと合わせる必要があります。図形文字(0x20〜0x7e)以外の値を設定すると、相手システムによっては処理できない可能性があるので注意してください。
◆相手側SAP情報
- PSAP名
X.400では使用しません。何も設定しないでください。
- Pセレクタ
X.400では使用しません。何も設定しないでください。
- SSAP名
相手側SSAPの名称を指定します。この名前は、X.400-MTAのコンフィギュレーションで指定する相手側SSAP名と合わせる必要があります。
- Sセレクタ
X.400では使用しません。“-”(ハイフン)を指定してください。
- トランスポートプロトコル
TCP/IPを指定してください。
- ホスト名
相手側のコンピュータ名を指定します。相手が同一ネットワークに存在しない場合、lmhostsファイルまたはhostsファイルに相手を登録し、登録した名前を指定します。
- Tセレクタ
相手側トランスポートセレクタを16進数で指定します。この値は、通信相手で定義されているトランスポートセレクタと合わせる必要があります。図形文字(0x20〜0x7e)以外の値を設定すると、相手システムによっては処理できない可能性があるので注意してください。
設定した内容は、システムを再起動することによって、有効になります。なお、TCP/IPを利用している場合は、通信制御サービスが起動されるときにイベントビューアのシステムログに以下のログが出力されますが、これはX.25用のメッセージであるため無視してかまいません。
OSICOT2: レジストリのオープンに失敗しました
キー名 : \Parameters\RemoteTSAP
OSICOT2: ローカルTSAPが定義されていません
OSICOT2: 起動時に異常が発生しました
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