Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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6.3 X.400-MTAの設定
X.400-MTAの設定は、[設定]、[コントロールパネル]、[ネットワーク]、[サービスタブ]、[FUJITSU X400 MTA]、[プロパティ]の順に選択して行います。
X.400-MTAの設定が必要な項目を以下に示します。なお、標準設定値のままで特に変更する必要のない項目については、ここでは記載していません。
[メイン]
[コントロールパネル]
[ネットワーク]
[FUJITSU X.400-MTA]→[構成]
- 相手側MTA 追加
- MTA名
- セションコネクション確立リトライ間隔
- セションコネクション確立リトライ回数
- MHSの年版
- 自側SSAP名
- 相手側SSAP名
- O/R名 追加
- 国名
- 主管庁領域名
- 私設領域名
- 組織名
- 部門1
- 部門2
- 部門3
- 部門4
- ソフトウェア名
- MTA名
個々の設定項目について説明します。なお、相手側MTAは接続する相手すべての定義が必要です。また、O/R名は、自側と接続する相手すべての定義が必要です。
◆自側MTA
- MTA名
自側MTA名を指定します。任意の名前が指定できます。
- 国名
自側MTAが属する、国名を指定します。これは、X.400ゲートウェイのコンフィギュレーションで指定した値になります。
- 主管庁領域名
自側MTAが属する、主管庁領域名を指定します。これは、X.400ゲートウェイのコンフィギュレーションで指定した値になります。
- 私設領域識別子
自側MTAが属する、私設領域識別子を指定します。これは、X.400ゲートウェイのコンフィギュレーションで指定した値になります。
◆相手側MTA
- MTA名
相手側MTA名を指定します。他の相手側MTAの定義と異なる名前にする必要があります。
- セションコネクション確立リトライ間隔
セションコネクションの確立に失敗した場合のリトライ間隔を指定します。通信回線の瞬断を考慮して、5を指定します。
- セションコネクション確立リトライ回数
セションコネクションの確立に失敗した場合のリトライ回数を指定します。メッセージが相手に届かなくなる場合があるため、-1(無限)から変更しないでください。
- 自側SSAP名
自側SSAPの名称を指定します。この名前は、OSIライブラリのコンフィギュレーションで指定する自側SSAP名と合わせる必要があります。
- 相手側SSAP名
相手側SSAPの名称を指定します。この名前は、OSIライブラリのコンフィギュレーションで指定する相手側SSAP名と合わせる必要があります。
◆連携ソフトウェア
◆O/R名
- 国名
- 主管庁領域名
- 私設領域名
- 組織名
- 部門1
- 部門2
- 部門3
- 部門4
自側MTAおよび接続する相手MTAが属する国名、主管庁領域名、私設領域名、組織名、部門1〜部門4を指定します。これは、自サーバおよび接続する相手サーバのX.400ゲートウェイのコンフィギュレーションで指定した値になります。
- ソフトウェア名
上記の定義に自側MTAの値を指定した場合、“TWU”を指定します。それ以外の場合は指定しません。
- MTA名
上記の定義に接続する相手MTAの値を指定した場合、相手側MTAで指定したMTA名を指定します。それ以外の場合は指定しません。
設定した内容は、X.400-MTAを再起動することによって、有効になります。
OSIライブラリおよびX.400-MTAは、インストールおよびコンフィギュレーションしただけでは自動運転されません。自動運転させるためには、[メイン]、[コントロールパネル]、[サービス]、該当ソフトウェア、[スタートアップ]の順に選択して、スタートアップの種類を自動に設定します。
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