Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド

6.1 X.400関連ソフトのインストール

X.400ゲートウェイは、X.400関連ソフトを使用して全世界のX.400ネットワークと接続することができます。X.400ゲートウェイを使用可能にするには、X.400関連ソフトである通信制御サービス、OSIライブラリおよびX.400-MTAが必要です。これらのソフトウェアは、フロッピィで提供されます。これらのソフトウェアのインストールは、Windows NT(R)にAdministratorsグループのメンバーとしてログインして、[設定]、[コントロールパネル]、[ネットワーク]、[ソフトウェアの追加]の順に選択して行います。インストールの詳細については、それぞれのソフトウェアのマニュアルを参照してください。なお、通信制御サービスについては、[OEMオプションの選択] ウィンドウで[通信制御サービス - OSI (クラス0,2)接続]を選択します。

X.400関連ソフトは、X.25あるいはTCP/IP（RFC1006、LANのみ）上で稼動するようコンフィギュレーションを行うことが可能です。ここでは、X.400ゲートウェイをTCP/IP上（LANのみ、WANはルータ経由を想定）で使用して、X.400関連ソフトのコンフィギュレーションを行う場合だけを取り扱います。ほかのプロトコルを使用する場合、あるいは追加情報を必要とする場合は、そのプロトコルのマニュアルを参照してください。

X.400ゲートウェイを使った接続図を、図6.1に示します。

[図6.1 TeamWARE X.400ゲートウェイを使った接続図]