Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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第4章 サービスのセットアップ> 4.2 サービスの追加

4.2.5 メッセージルータのインストール

メッセージルーのサービス名とリンク名を指定します。

以下に、メッセージルータの定義ウィンドウを示します。

メッセージルータはサイト内に1つしかインストールできません。また、ディレクトリサーバと同じサーバにインストールしてください。

◆アドレスタイプの設

ルーティングするアドレスタイプを選択します。 MIMEゲートウェイを使用する場合は[MIME]チェックボックスをオンにします。同様にX.400ゲートウェイを使用する場合は[X.400]チェックボックスをオンにします。FAXゲートウェイを使用する場合は[FAX]チェックボックスをオンにします。

以下に、アドレスタイプの選択ウィンドウを示します。

最低1つはアドレスタイプを選択してください。

◆ベースアドレスの設

アドレスタイプの設定で[MIME]チェックボックスをオンにした場合、インターネットベースアドレスの設定ウィンドウが表示されます。

ここでは、MIMEゲートウェがインストールされているサーバのコンピュータ名とDNSのドメイン名、およびインターネットアドレスのベースアドレスを指定します。

このサイトにMIMEゲートウェイをインストールせず、どのユーザにもインターネットアドレスを割り当てたくない場合は、すべてのフィールドを空白にします。

以下に、ベースアドレスの設定ウィンドウを示します。

  • コンピュータ名およびドメイン名には、日本語は指定できません。
  • 複数のベースアドレスを指定した場合は、あとで削除しないでください。メール送受信が正常に行われなくなる可能性があります。

◆X.400アドレスの設

アドレスタイプの設定で[X.400]チェックボックスをオンにした場合、X.400のベースアドレスの設定ウィンドウが表示されます。

ここでは、X.400ゲートウェイをサーバにインストールする場合、X.400ベースアドレを指定します。

以下に、X.400のベースアドレスの設定ウィンドウを示します。

このウィンドウでは、TeamWARE OfficeサイトのX.400ベースアドレスを指定します。このアドレスはX.400-MTAに使用され、サイトのユーザ全員に共通するX.400アドレスの一部となります。ベースアドレスに日本語を指定する場合は、[テレテックス文字列]ボタンを選択してください。ただし、1番目に採用するベースアドレスは、印刷可能文字列を入力してください。なお、インストール後パラメータを変更する場合は、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。

  • メッセージルータのインストールを行い、インターネットやX.400のベースアドレスを設定した時点で、インターネットやX.400のメールアドレスをもつユーザの作成が可能になります。
  • 私設領域名、主管庁領域名および国名に、日本語を指定することはできません。
  • 組織名や部門に日本語を指定する場合は、先に印刷可能文字列のX.400ベースアドレスを少なくとも1つ設定してください。
  • サイト間のメールのやりとりを行う場合の設定については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。
  • 組織名や部門に日本語を指定する場合は、半角カナは使用しないでください。

◆FAXベースアドレスの設

アドレスタイプの設定で[FAX]チェックボックスをオンにした場合、FAXのベースアドレスの設定ウィンドウが表示されます。

ここでは、FAXゲートウェイをサーバにインストールする場合、FAXベースアドレを指定します。詳細については、"TeamWARE Office FAX連携説明書"を参照してください。


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