Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド

4.2.6 MIMEゲートウェイのインストール

MIMEゲートウェイのサービス名、使用するSMTPサーバ、MIMEゲートウェイが使用するインターネットアドレスのベースアドレスを指定します。

以下に、MIMEゲートウェイの設定ウィンドウを示します。

• サービス名

  [サービス名]テキストボックスに、MIMEゲートウェイのサービス名を入力します。サービス名は、64文字以内の英数字で指定できます。標準設定では、以下の名前になります。

  ＜サーバ名＞ MIME

• ローカルsendmail

  MIMEゲートウェイをインストールするコンピュータに、sendmailがインストールされている場合、このsendmailを使用することができます。この場合には、[SMTPサーバのマシン名]テキストボックスに、コンピュータ名としてlocalhostが設定されているため、このコンピュータ名を使用することができます。別のコンピュータのsendmailを使用する場合は、[ローカルsendmail]チェックボックスをオフにします。

• SMTPサーバのマシン名

  [ローカルsendmail]チェックボックスをオンにした場合、localhostが設定されています。[ローカルsendmail]チェックボックスをオフにした場合、SMTPサーバのコンピュータ名を入力します。MIMEゲートウェイはメールをSMTPサーバに送信し、SMTPサーバがメールを最終目的地に届けるためのルーティングを行います。

• ベースアドレス

  [ベースアドレス]テキストボックスにメッセージルータのインストール時に指定した、インターネットベースアドレスを指定します。ベースアドレスが複数ある場合は、MIMEゲートウェイが使用するベースアドレスを指定します。

• MIMEゲートウェイはサイト内に1つしかインストールできません。
• MIMEゲートウェイを使用可能にするには、SMTPサーバのインストールおよびセットアップが完了し、稼働状態になっている必要があります。
• 標準設定のオプションのどれかを変更する場合は、TeamWARE Adminアプリケーションを利用します。これについては、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。
• NT系システムでは、SMTPサーバとTeamWARE OfficeのMIMEゲートウェイを同一コンピュータ上で動作させることはできません。NT系システムでは、別のコンピュータ上のSMTPサーバを使用してください。
• 同じコンピュータ上でSMTPサーバが動作している場合は、MIMEゲートウェイのSSL機能は使用できません。この環境でSSL設定をしても無視されます。