TeamWARE Office 200X V2.0 利用者ガイド
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第5章 TeamWARE Mailを操作する> 5.8 CTI 連携を行う

5.8.3 音声連携する

Mailを利用して音声連携する操作について説明します。

音声連携には、「音声録音」、「通話録音」、「音声再生」および「不在代行」があります。

音声録音 : 電話機を使用して自分の声を録音し、メールとして送信することができる機能です。
通話録音 : 通話中の自分の声と相手の声の両方を同時に録音し、メールとして送信することができる機能です。
音声再生 : 音声ファイルの音声を電話機に再生する機能です。
不在代行 : 不在時に掛かってきた電話に対して自動で応答し、相手の声を録音し、自分のメールボックスにメールとして格納する機能です。

◆音声録音をする

音声録音するには、以下のように操作します。

  1. [音声録音]ボタンまたは[音声録音]コマンドをクリックします。
    以下の方法のうち、いずれかを選択します。

    ⇒ [音声メッセージ録音]ウィンドウが表示されます。

    また、同時に、そのユーザのホームテレホンとしてCTIサーバに登録してある電話機が鳴ります。

  2. 電話機を使って、録音したい内容を話します。
    受話器を置くと、録音が終了します。
    なお、音声を録音し直したい場合は、ボタンをクリックすれば、再度電話機が鳴り、音声を録音し直すことができます。
    再度録音する必要がない場合は、ボタンをクリックします。
    ⇒ [送信]ウィンドウに、添付ファイルとしてたった今録音した音声メッセージファイルが添付されます。

    以降の操作は、通常のメールの送信の操作と同じです。
    メールを送信する操作の詳細については、5.2 メールを送信するを参照してください。


タスクトレイから音声録音を行った場合で、TeamWARE Officeにログインしていなかった場合、[ログイン設定]ウィンドウが表示され、TeamWAREにログインすると、上記の[送信]ウィンドウが表示されます。

◆音声再生する

音声再生するには、以下のように操作します。

  1. 音声ファイルをダブルクリックします。
    ⇒[音声メッセージ再生]ウィンドウが表示されます。

    また、同時に、そのユーザのホームテレホンとしてCTIサーバに登録してある電話機が鳴ります。

  2. 電話機を取ると、音声ファイルの内容が再生されます。
    なお、音声の再生を一時停止したい場合は、ボタンをクリックすれば、一時停止することができます。また、再生を開始したい場合は、ボタンをクリックすれば、停止したところから再生が開始されます。
    また、再生される音声の音量を変更したい場合は、で変更することができます。
    値は5(最大)から−5(最小)の間に設定することができます。
  3. 再生を終了したい場合は、電話機を置くか、ボタンをクリックします。


電話器から再生できる音声ファイルは、8KHz、8bitサンプリングのモノラル形式です。それ以外の音声ファイルはクライアントの音声出力装置(スピーカなど)に出力されます。また、音声ファイルの出力先を電話器ではなく、クライアントの音声出力装置(スピーカなど)に設定することもできます。
音声ファイルの出力先の設定方法については、TeamWARE Officeクライアントをインストールしたディレクトリにある、"twtaskty.wri"を参照してください。

◆通話録音する

通話録音するには、以下のように操作します。

  1. 通話中の自分の声と相手の声の両方を同時に録音したい場合に、[通話録音]ボタンまたは[通話録音]コマンドをクリックします。
    以下の方法のうち、いずれかを選択します。

    ⇒ [音声メッセージ録音]ウィンドウが表示されます。

  2. 録音を終了する場合には、受話器を置きます。
    ⇒ [送信]ウィンドウに、添付ファイルとしてたった今録音した音声メッセージファイルが添付されます。
    以降の操作は、通常のメールの送信の操作と同じです。

◆不在代行を使用する

不在代行には、次の3つの操作があります。

不在を登録する

  1. タスクトレイのボタンを左クリックして表示されるメニューから、[不在を登録する]コマンドをクリックします。
    ⇒ [不在代行設定]ウィンドウが表示されます。

  2. 不在の用件をクリックします。

    設定できる不在用件は以下のものです。

    : 離席中のアナウンスのあと、相手の声を録音します。
    : 会議中のアナウンスのあと、相手の声を録音します。
    : 休暇中のアナウンスのあと、相手の声を録音します。
    : 退社済のアナウンスのあと、相手の声を録音します。
    : 来客中のアナウンスのあと、相手の声を録音します。
    : 出張中のアナウンスのあと、相手の声を録音します。
    : 自分で録音した音声で応答させたい場合に指定します。

    不在代行の設定が完了すると、以降その電話機にかかってきた電話に対して、不在の用件をアナウンス したあと、相手の音声を録音し、自分のメールボックスにメールとして格納します。

  3. 不在が登録されると、CTIサーバで不在ランプを点灯する設定をしている場合は、電話機の不在ランプが点灯します。

不在用個人応答メッセージを録音する

不在時のアナウンスに、自分で録音した音声を使用することができます。

不在代行個人メッセージを録音したい場合は、以下のように操作します。

  1. タスクトレイのボタンを左クリックして表示されるメニューから、[不在を登録する]コマンドをクリックします。
    ⇒ [不在代行設定]ウィンドウが表示されます。
  2. 個人応答用メッセージ録音のボタンをクリックします。
  3. 電話機が鳴りますので、受話器を取り、応答メッセージを録音します。


個人応答用メッセージを録音する前に、Windows(R)の[コントロールパネル]の[インターネット]アイコンをダブルクリックして、インターネットのプロパティを確認してください。
[接続]ページの"プロキシサーバーの設定"が正しく設定されているかどうかを確認してください。

不在を解除する

登録した不在の情報を解除するには、以下のように操作します。

  1. タスクトレイのボタンを左クリックして表示されるメニューから、[不在を解除する]コマンドをクリックします。
  2. 不在が解除されると、CTIサーバで不在ランプを消灯する設定をしている場合は、電話機の不在ランプが消灯します。

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