Systemwalker Live Help V13.1.0 インストールガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 概要

1.4 Live Help CMとサポートセンター

[Live Help CM]コンピュータはサポートセンターとセッションの状況を管理します。

[Live Help CM]コンピュータはサポートセッションの接続を管理します。[Live Help CM]コンピュータで実行される[Live Help CM]プログラムは、サポートセンター、サポートセッションを開いた人の名前とネットワークアドレス、そしてセッションの状態を管理します。セッションが閉じられると、管理データは破棄されます。

[Live Help CM]コンピュータで[Live Help Expert]や[Live Help Client]プログラムを実行しないでください。

[Live Help CM]コンピュータは同時に最大63の開かれたセッションを管理できます。

一台の[Live Help CM]コンピュータで管理できる同時サポートセッション数は、最大63です。

しかし、[Live Help CM]コンピュータはTCPソケットの数以上のサポートセッションを管理できません。したがって、TCPソケット数が限られたシステムは[Live Help CM]コンピュータとして相応しくありません。詳しくは、お使いになるTCP/IPプロトコル制御製品のマニュアルを参照してください。

重要

一台の[Live Help CM]コンピュータで、管理できる同時サポートセッション数は、最大63です。
[Live Help Client]プログラムは「Windows起動時に自動起動」以外で使用することを推奨します。Windows起動時に[Live Help Client]プログラムが動作して[Live Help CM]コンピュータに接続するため、最大サポートセッション数を超えてしまう可能性があります。

[Live Help CM]、[Live Help Expert]、および[Live Help Client]プログラムをインストールすると、全員が使えるサポートセンターが"Support TCP/IP"という名前で作成されます。この設定を使うには、[Live Help CM]コンピュータのアドレスとホスト名の"CMTCP"をDNSサーバか"Hosts"ファイルのエントリに定義しておく必要があります。追加のサポートセンターが不要であれば、それ以上の変更は必要ありません。変更したい場合、新しいサポートセンターを作り、設定するために、[Live Help CM管理]プログラムを使ってください。

[Live Help CM]プログラムのインストールと設定の詳細は、“ソフトウェアのインストール”を参照してください。

下図は、[Live Help CM]コンピュータ、サポートセンター、そして開かれているセッションの関連を示す概念を示します。

このTCP/IPネットワーク上の[Live Help CM]の例では、2つのサポートセンターが存在します。一方は"Support TCP/IP"という名前のデフォルトのサポートセンター、もう一方は「山本 健一」という名前のサポートセンターです。

ソフトウェアのインストール”では、Live Helpソフトウェアのインストールと[Live Help CM]コンピュータのセットアップ方法を説明します。


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