Systemwalker Live Help V13.1.0 インストールガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 概要 |
この章では、Live Helpソフトウェアのインストールオプションを紹介します。ソフトウェアのインストールを開始する前に、以下の情報に目を通してください。これは、インストールの選択肢と要件を理解する助けになります。たとえば、ネットワーク上のサポートセッションに参加するするために、構成の決定をいくつか行う必要があります。
ネットワークを通してサポートセッションを実行するつもりなら、ネットワーク管理者と相談して、自分の要求と、組織の要求の両方を満足させる構成を計画し、実現することが推奨されます。
Live Helpセッションは、クライアントとエキスパートの間で実行されます。クライアントは[Live Help Client]プログラムを実行します。エキスパートは、[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムを実行します。(これら2つのプログラムの違いについては、“Systemwalker Live Helpユーザーズガイド”を参照してください。)
[Live Help Monitor]プログラムが、[Live Help Expert]プログラムと同じフォルダに、同時にインストールされることに注意してください。このため、このマニュアルで、[Live Help Expert]プログラムのインストールについて説明する場合、同じことが、[Live Help Monitor]プログラムについても当てはまります。2つのプログラムは、自動的、かつ同時にインストールされます。
Live Helpは通信方式として「TCP/IP」と「モデム」をサポートしています。Live Helpソフトウェアをインストールする時に、どちらか一方、または両方を選択できます。ユーザのコンピュータが複数の通信方式をサポートしている場合、インストール時にはセッションに使用する通信方式だけを選択します。たとえば、モデムを使用する予定がなければ、モデム通信を選択しないでください。なお、サポートセッションで、クライアントとエキスパートは、同じ接続を使用しなければならないことを覚えておいてください。
将来構成が変わっても、ソフトウェアの再インストールをすることなく、新しい環境に合わせて通信方式の追加と削除を簡単に行えるので、心配する必要はありません。
エキスパートは、[Live Help Expert]メニューから簡単に変更を行うことができます。クライアントは[Live Help Client]プログラムの初期画面で[設定の変更]ボタンをクリックするか、[Live Help Clientセットアップ]プログラムを実行して、別の通信方式を選択することができます。
通信方式としてサポートされているネットワークとモデムについて簡単に説明しましょう。
Live Helpのユーザはネットワーク接続を介してサポートセッションを実行できます。セッションは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、あるいは広域ネットワーク(WAN)を通して実行できます。ネットワーク接続でセッションを実行するために、[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムは、クライアントのコンピュータのネットワークアドレスを知っている必要があります。
TCP/IP通信で[Live Help CM]コンピュータが使われている場合、Live Helpがユーザに代わって、アドレスを決定します。[Live Help CM]コンピュータについては、本章で後述します。反対に、クライアントのコンピュータのIPアドレスまたは、完全に修飾されたホスト名(たとえば、yamamoto.fujitsu.com)を指定して、接続することもできます。この場合、[Live Help CM]コンピュータは使用されません。
ユーザはサポートセッションを実行するのに、モデムを利用できます。エキスパートのモデムとクライアントのモデムが直接通信し、ネットワークソフトウェアは使用されません。
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