マシン管理説明書 2.6 |
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付録B 磁気ディスク交換 | > B.3 予防交換作業の流れ |
予防交換の場合、まだ故障として認識されていないディスクを交換するため、故障認識(エラーマークなど)以外の情報から交換対象の特定をする必要があります。
そのため、マシン管理メニューでは、予防交換を支援するために、ディスク異常統計情報の表示機能を提供しています。
ディスク異常統計情報は、ディスクに対するI/Oのリトライメッセージの回数を、1日ごとにカウントしています。
磁気ディスク活性予防交換メニューでは、最初にこの異常統計情報を表示します。選択したディスクについて予防交換が必要かどうかの補助的な判断材料となります。
GDS4.1A20以前またはSafeDISKを使用している場合は、「磁気ディスク活性予防交換」メニューによる交換を実施する前に、「B.3.2 ディスクの切離し方法」の手順で、ディスクの切離し操作を行っておく必要があります。切離しを行わずに交換メニューを実施した場合には、エラーになります。
ディスクの異常統計情報は、活性予防交換メニューだけではなく、「ログ表示」メニュー内の、「ディスク異常統計情報」メニューでも表示できます。
対象のディスクは一覧表示からも選択できます。一覧から選択する場合には、"L"を入力してください。以下のような一覧が表示されます。
また、物理ディスク名を入力した場合に、対象のディスクが1本に特定できない場合があります。その場合は以下のような一覧が表示され、その候補の中から選択できます。
表示された情報を確認し、選択したディスクで間違いない場合には、"y"を入力してください。
選択したディスクに対する異常統計情報が存在しない場合、そのディスクではエラーによるリトライなどの事象は発生していない可能性があります。選択対象を誤っていないか、確認してください。
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