Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド
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第3章 セットアップ> 3.2 セットアップ手順> 3.2.3 運用ノードのバッチ実行基盤のセットアップ> 3.2.3.3 運用ノードのバッチサーバ環境の作成

3.2.3.3.1 運用ノードのバッチサーバ環境のセットアップ

基本的なバッチサーバ環境は、セットアップコマンド(btfwcrtbtenvコマンド)により作成します。

セットアップコマンドは、バッチサーバ環境の作成に必要な情報が記入された「バッチセットアップ情報ファイル」をもとに、基本設定がされたバッチサーバ環境を作成します。

■バッチサーバ環境のセットアップ手順

基本的なバッチサーバ環境のセットアップ手順を以下に示します。

◆バッチセットアップ情報ファイルの設定

以下のバッチセットアップ情報ファイルを、viなどのエディタを使用して編集してください。

/etc/opt/FJSVibsbc/btfwsetup.conf

設定する情報は以下の情報を除いて、クラスタシステムを使用しない場合と同じです。

ジョブスプール、ジョブログスプールの作成先には、共用ディスク上のディレクトリを指定して下さい。


バッチセットアップ情報ファイルの設定については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチセットアップ情報ファイルの設定”を参照してください。

◆Interstageの停止

Interstageを停止します。
Interstageの停止手順は、クラスタシステムを使用しない場合と同じです。


Interstageの停止手順については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“Interstageの停止”を参照してください。

◆セットアップコマンドの実行

バッチサーバ環境のセットアップコマンド(btfwcrtbtenvコマンド)を投入します。
セットアップコマンドの実行手順は、クラスタシステムを使用しない場合と同じです。


セットアップコマンドの実行手順については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“セットアップコマンドの実行”を参照してください。

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