Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
目次
![]() ![]() |
第1章 環境作成の概要 | > 1.1 バッチ実行基盤の構成 |
一般的なオンラインシステムは、複数のWebクライアントより操作を行い、フロントエンドのWebサーバを経由して、中間層であるアプリケーションサーバで業務処理を行います。
業務処理された業務データは、バックエンドの業務用データベースに随時格納します。
1日のオンライン業務が完了後、業務用データベースに格納された業務データをまとめてバッチ業務で一括処理します。
上記をふまえて、バッチ業務やオンライン業務を含めた全体的なサーバ構成を以下に示します。
バッチシステムを運用するハードウェアと、業務用データベースを運用するハードウェアを分けることで、業務データの安全性を高めることができます。
また、以下のようにバッチシステムと業務用データベースを1つのハードウェアで運用することも可能です。
バッチサーバで運用するバッチ業務の規模は、運用性、特性、および性能によって決定してください。
また、大規模なバッチ業務の場合には、バッチ業務を分散して複数のバッチサーバに分けて構成して運用してください。
バッチサーバやデータベースサーバの具体的なハードウェア台数/構成については、バッチ業務の規模、要求される業務処理性能など、各種の要件により異なります。
本構成を基本指針として、見積もり、性能テスト結果などを考慮して具体的なサーバ台数/構成を決定してください。
データ保護のための注意点
目次
![]() ![]() |