Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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目次

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第1章 環境作成の概要
基幹業務で使用するサーバの構築で重要なことは、システムの信頼性とスケーラビリティの確保です。
バッチ実行基盤では、アプリケーション管理、オブジェクト管理、およびキュー管理機能により、高い信頼性を備えたシステムを構築できます。
バッチ実行基盤を利用したバッチ業務を運用するシステム(以降、バッチシステムと呼びます。)の、環境作成の概要を説明します。

- バッチ実行基盤の環境作成について、サンプルを使用して分かりやすく説明した“Interstage Job Workload Server V8 チュートリアルガイド”があります。
本チュートリアルガイドには、サンプルを使用して実際にセットアップした時のコマンド実行結果などの情報がセットアップ手順ごとに詳細に記載されています。必要に応じて参照してください。
- クラスタ構成での環境構築方法については、“Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド”を参照してください。

- 1つのOS上に、バッチ実行基盤のサーバ環境と、Interstage Business Application Server Enterprise Editionのオンライン環境を構築する場合は、セットアップ作業で注意が必要になりますので、本書と“Interstage Job Workload Server オンライン・バッチ同一筐体の手引き”をあわせてお読みください。

- バッチ実行基盤は、Solaris版のInterstageのマルチシステム機能を使用した運用をサポートしていません。
そのため、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”で説明されているInterstage関連のコマンドには、マルチシステム名を指定する"-M"オプションがありますが、指定しないでください。
また、Solaris版のInterstageのマルチサーバ機能を使用した運用もサポートしていません。
1.1 バッチ実行基盤の構成
1.2 バッチ実行基盤環境の全体像
1.3 バッチシステムのセットアップ手順
1.4 環境作成の作業項目
1.5 セットアップ資源
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