Interstage Job Workload Server リファレンス
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第4章 保守コマンド

4.4 btfwbtgrpchk(ibsbtgrpグループの正当性確認)

■名前

btfwbtgrpchk − ibsbtgrpグループの正当性確認

■形式

btfwbtgrpchk

■機能説明

バッチ実行基盤の動作に必要な、ibsbtgrpグループの正当性を確認します。
現在のibsbtgrpグループと、インストール時のibsbtgrpグループのグループIDが、同じかどうか確認します。
バッチ実行基盤のインストール時、事前に作成してあるibsbtgrpグループをもとに、各種ファイルや各コマンドの権限を設定します。したがって、インストール時のibsbtgrpグループと、運用中のibsbtgrpグループのグループIDが異なると、セキュリティは崩壊し、バッチ実行基盤環境は動作できなくなります。

■オプション

オプションはありません。

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)

■使用例

ibsbtgrpグループの正当性を確認します。(正常時)
# btfwbtgrpchk
Normal end.  [ibsbtgrp gid: 2001]

ibsbtgrpグループの正当性を確認します。(異常時)
# btfwbtgrpchk
Abnormal end.  [ibsbtgrp gid: NOW=2002 <--> INSTALL=2001]
NOW : 現在登録されているibsbtgrpのグループID
INSTALL : バッチ実行基盤インストール時のグループID
ibsbtgrpグループの正当性を確認します。(異常時)(ibsbtgrpグループが存在しない)
# btfwbtgrpchk
Abnormal end.  [ibsbtgrp gid: NOW=Nothing. <--> INSTALL=2001]

■コマンドの復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了(グループIDが異なります。)

■注意事項


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