Interstage Job Workload Server リファレンス
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第2章 運用操作コマンド

2.18 btfwhldjob(ジョブの保留)

■名前

btfwhldjob − ジョブの保留

■形式

btfwhldjob [-z] ジョブ番号 […]

■機能説明

実行待ち状態のジョブを保留します。
保留対象のジョブは1〜10個指定できます。保留はジョブごとに行い、保留の結果を出力します。なお、保留に失敗した場合、継続可能なエラー(ジョブがすでに保留中状態など)であれば次のジョブの保留を行います。
保留可能なジョブは本コマンドの実行ユーザにより異なります。

ユーザ

対象ジョブ

システム管理者(スーパユーザ)

すべてのジョブ

ibsbtgrpグループユーザ

本コマンドの実行ユーザと同じユーザが投入したジョブ

■オプション

-z

保留の結果を表示しない場合に指定します。
本オプション指定時は、ジョブの保留に成功したことを示すメッセージを表示しません。ただし、ジョブの保留が失敗した場合、本オプションの指定の有無に関係なくエラーメッセージを表示します。
本オプション省略時は、ジョブの保留に成功したことを示すメッセージを表示します。

■オペランド

ジョブ番号

対象のジョブ番号を1〜99,999の範囲で指定します。指定できる個数は1〜10です。

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)またはibsbtgrpグループユーザ

■使用例

1個のジョブを保留します。
$ btfwhldjob 3
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 16015: Held job. : JOBNO=3 JOBNAME='job_A010'
複数のジョブを保留します。
$ btfwhldjob -z 3 4 5

■コマンドの復帰コード

0:正常終了
1:警告終了
上記以外:異常終了

■注意事項


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