PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム版)
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第13章 ファイルシステムのバックアップとリストア> 13.2 Solaris OS 標準コマンドによるバックアップ

13.2.1 ファイル単位のバックアップ

 マウントされた状態で、1 個のファイル、または、ディレクトリ配下のすべてのファイルをバックアップする場合は、cpio(1) または tar(1) を使用してください。

 cpio(1), tar(1) の詳細については、“Solaris X Reference Manual Collection”を参照してください。

 以下に cpio(1), tar(1) を使用しテープへバックアップする例を説明します。

# cd /userdata <Enter>
# find . -depth -print | cpio -oc > /dev/rmt/0 <Enter>

# cd /userdata <Enter>
# tar cvf /dev/rmt/0 . <Enter>

 バックアップしたテープは、バックアップ方法がわかるように、ラベルをはって保管してください。
 cron(1M) を利用すると特定時間にバックアップを開始することが可能です。

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