PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム版)
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第9章 管理パーティションの操作 (コマンド編)> 9.2 管理パーティションの作成

9.2.2 管理パーティションの初期化

 管理パーティションの初期化は、sfcsetup(1M) の -c オプションを使用します。

 sfcsetup(1M) の詳細については、本書の sfcsetup(1M) を参照してください。

 管理パーティションの初期化を行う場合は、すべてのノードで sfcfrmd デーモンが停止している必要があります。

 以下に、/dev/sfdsk/gfs/rdsk/control を管理パーティションとして初期化する例を示します。

# sfcsetup -c /dev/sfdsk/gfs/rdsk/control <Enter>

 管理パーティションが初期化済みの状態で再度初期化を行う場合は、以下の条件を満たしているか事前に確認してください。

 すでに管理パーティションとして初期化されているパーティションを再び初期化したい場合は、以下のように -f オプションを指定してコマンドを実行してください。

# sfcsetup -c -f /dev/sfdsk/gfs/rdsk/control <Enter>

 管理パーティションを初期化すると、sfcfrmd デーモンの起動方法として wait が登録されます。sfcfrmd デーモンの起動方法は、sfcsetup(1M) の -m オプションで変更することができます。

 sfcfrmd デーモンの起動方法の詳細は、本書の“9.5.1 sfcfrmd デーモンの起動方法の選択”を参照してください。
 sfcfrmd デーモンの起動方法の変更の詳細については、本書の“9.5.3 sfcfrmd デーモンの起動方法の変更”を参照してください。

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