Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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目次

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第11章 バッチ実行基盤の変更
バッチ実行基盤の環境は、以下の2つの環境で構成されています。
- バッチサーバ環境
- バッチジョブ定義データベース環境
バッチ業務の追加/変更/削除、ジョブの追加/変更/削除、およびジョブステップの追加/変更/削除などにより、バッチジョブ定義の数、ジョブの投入数、およびジョブの実行時間などが変わります。
それに伴い、バッチ実行基盤の環境を見直し変更する必要があります。
バッチ実行基盤の環境を変更するまえに、以下の設計を見直してください。
見直した結果をもとに、バッチ実行基盤の変更内容を明確にして適切な作業を行ってください。
バッチ実行基盤の変更には、以下の7つがあります。
- カーネル資源の設定
バッチ業務の追加/変更等に伴い、上記で見積ったカーネル資源を設定します。
“カーネル資源の設定”の手順に従って行ってください。
- バッチサーバ環境の設定変更
バッチ業務の変更などに伴い、バッチサーバ環境の各種設定を変更します。
- スプールの容量拡張
バッチ業務の増加に伴い、ジョブの投入数が増加し、ジョブスプールやジョブログスプールの容量が不足する場合などに行います。
- バッチジョブ定義データベースの容量拡張
バッチ業務の増加に伴い、バッチジョブ定義が増加し、バッチジョブ定義データベースの容量が不足する場合などに行います。
- ジョブの多重度の変更
バッチ業務の増加に伴い、ジョブの投入数が増加し、ジョブの実行環境のジョブの多重度を増加する場合などに行います。
- ジョブの実行環境の追加
バッチ業務の増加に伴い、ジョブの実行環境を増加する場合などに行います。
- ジョブの実行環境の削除
バッチ業務の移行や削除に伴い、ジョブの実行環境を削除する場合に行います。
ジョブの実行環境の削除は、“バッチ実行基盤の削除”の手順に従って行ってください。
11.1 バッチサーバ環境の設定変更
11.2 スプールの容量拡張
11.3 バッチジョブ定義データベースの容量拡張
11.4 ジョブの多重度の変更
11.5 ジョブの実行環境の追加
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