Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録D RDB(Symfoware/RDB)資源の見積もり式> D.3 RDBディレクトリファイルの見積もり式

D.3.2 運用別RDBディレクトリファイルの見積もり式

 RDBディレクトリファイルの見積もり式について、以下に示します。

 除算結果の小数点以下は、整数に切り上げてください。

 1Kバイトは1,024バイト、1Mバイトは1,024Kバイトです。

■監査ログ運用の場合

 監査ログ運用の場合の見積もり式を以下に示します。

◆RDBディレクトリファイル

RDBディレクトリファイル = A + B + C + 1 (Mバイト)

  A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値
  B : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値
  C : 監査ログの管理情報

 ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値、およびRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値については、“RDBディレクトリファイルの見積もり式”を参照してください。

監査ログの管理情報

監査ログの管理情報 = ((1.1 × E + 1.5 × F + G) / 512) × r(Mバイト)

  E : 監査ログデータベースを配置したローデバイス数 
  F : 監査ログデータベースのエレメント数 
  G : 監査ログのページ管理域 
  r : 安全率 (1.3以上) (注1)

 注1) 1.3を推奨しています。

監査ログのページ管理域 = (41.6 × 監査ログのエレメントサイズ × F) / 5,632

 監査ログのエレメントサイズは、“監査ログの見積もり式”を参照してください。ページ管理域の計算結果が、F(エレメント数)未満の場合は、Fに切り上げてください。

■フェイルオーバ運用の場合

 フェイルオーバ運用の場合の見積もり式を以下に示します。

◆RDBディレクトリファイル

RDBディレクトリファイル = A + B + 1 (Mバイト)

  A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値
  B : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値

 ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値およびRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値については、“RDBディレクトリファイルの見積もり式”を参照してください。

■ロードシェア運用の場合

 ロードシェア運用の場合の見積もり式を以下に示します。

◆RDBディレクトリファイル

Capital

 “フェイルオーバ運用の場合”のRDBディレクトリファイルを参照してください。

Satellite

RDBディレクトリファイル = A + 2 (Mバイト)
A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値

 ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値については、“RDBディレクトリファイルの見積もり式”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007