Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
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第5章 運用・保守 |
スタンドアロン形態で運用中にトラブルなどが発生し、リポジトリの修復が必要になった場合の修復方法について説明します。
環境が壊れている場合は、スタンドアロン形態のリポジトリを再作成します。リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を使用することにより、リポジトリをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)がない場合は、リポジトリを新規に再作成する必要があります。
スタンドアロン形態での運用中に、リポジトリをバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)から作成し直して修復する場合の対応手順を説明します。
バックアップディレクトリ X:\Backup\irep\rep001_back
リポジトリ名 rep001
ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 |
バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.gz
リポジトリ名 rep001
# ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.gz -R rep001 |
ireprestsysコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。
データベース内のデータが壊れている場合は、データベース内のデータのみを修復します。リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を使用することにより、データベース内のデータをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)がない場合は、データを新規に再作成する必要があります。
データの修復手順を説明します。
最新のバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使用し、-dataonlyオプション指定で、データベース内にデータのみをリストアします。
リポジトリ名は、バックアップしたリポジトリの名前と同じものを指定してください。
データベースの置き換えをするかどうかの確認メッセージが表示されますので、置き換える場合は、“y”または“Y”を入力してリストアを続行してください。リストアを中止する場合は、“n”または“N”を入力してください。その他のキーを入力した場合は、確認メッセージを再度出力してキー入力待ちとなります。
バックアップディレクトリ X:\Backup\irep\rep001_back
リポジトリ名 rep001
ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -dataonly |
バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.gz
リポジトリ名 rep001
# ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.gz -R rep001 -dataonly |
バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.gz
リポジトリ名 rep001
# ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.gz -R rep001 -dataonly |
ireprestsysコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。
RDB(Symfoware/RDB)を使用していて、データベース内のデータが壊れている場合は、データベース内のデータを修復します。Symfoware/RDBのバックアップ・リストア/リカバリ機能を使用して、データベース内のデータをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップがない場合は、データを再作成する必要があります。
データの修復手順を説明します。
バックアップがある場合
リストア方法は、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“メンテナンス(資源のバックアップ)”-“資源のバックアップとリストア”-“リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)”-“Smart Repository資源のリストア”を参照sていください。
バックアップがない場合
“データベースの削除”を参照して、データベースを削除してください。
“環境構築(RDBを使用する場合)”の“環境構築の流れ”を参照して、スタンドアロン形態を作成してください。
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