NMCサーバ 2.2
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2.3.4 ハードコピー

 ディスプレイエミュレータの画面の内容をプリンタエミュレータ、または実機プリンタに転送することにより、画面のハードコピーを行うことができます。ハードコピーはハードコピー環境設定で定義したワークステーションのプリンタ装置、または実機プリンタに印刷を行います。ただし、F6680エミュレータとI3270エミュレータの間ではハードコピーは行えません。また、実機プリンタとI3270エミュレータとの間のハードコピーも行えません。

 各ワークステーションのサポート範囲等については、それぞれのワークステーションのマニュアルを参照してください。
 ディスプレイエミュレータとハードコピーの宛先プリンタの対応付けに関する定義方法については、 3.2.5 ハードコピー宛先設定画面での操作を参照してください。

 ハードコピーの概要を“図2.7”に示します。

図2.7 ハードコピーの概要

図2.7 ハードコピーの概要

2.3.4.1 印刷形式

 ハードコピーの印刷形式には、基本形式と拡張形式の2種類があります。

 − 基本形式印刷

 − 拡張形式印刷

2.3.4.2 宛先変更

 ディスプレイエミュレータの動作中に、エミュレータの宛先変更機能によりハードコピーの宛先プリンタを変更することができます。詳細についてはエミュレータのマニュアルを参照してください。

2.4 ワークステーションの機能

 NMCサーバで使用可能なワークステーションの機能を以下に示します。

  • ディスプレイエミュレータ機能
      F6680/I3270ディスプレイのエミュレーションを行う機能(LUタイプ2、グラフの表示、イメージの表示、ハードコピーを含む)
  • プリンタエミュレータ機能
      F6680/I3270プリンタのエミュレーションを行う機能(LUタイプ1、3、グラフとイメージの印刷を含む)
  • DUET転送機能
      ホストとワークステーションのF6680エミュレータとの間でファイルを送受信する機能
  • I3270ファイル転送機能
      ホストとワークステーションのI3270エミュレータとの間でファイルを送受信する機能
  • DUET会話機能
      ホストとワークステーションのF6680エミュレータとの間でアプリケーション会話を行う機能
  • LINKSERV機能
      ホストのDSM等と連携し、キャビネットサービス、メールサービス、プリントサービスなどを行う機能
  • CCI機能
      ホストとワークステーションとの間で分散アプリケーション会話を行う機能

 本書では上記機能を総称して“エミュレータ”と呼びます。なお、実機プリンタの機能は“プリンタエミュレータ機能”と同等です。



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