NMCサーバ 2.2 |
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ディスプレイエミュレータの画面の内容をプリンタエミュレータ、または実機プリンタに転送することにより、画面のハードコピーを行うことができます。ハードコピーはハードコピー環境設定で定義したワークステーションのプリンタ装置、または実機プリンタに印刷を行います。ただし、F6680エミュレータとI3270エミュレータの間ではハードコピーは行えません。また、実機プリンタとI3270エミュレータとの間のハードコピーも行えません。
各ワークステーションのサポート範囲等については、それぞれのワークステーションのマニュアルを参照してください。
ディスプレイエミュレータとハードコピーの宛先プリンタの対応付けに関する定義方法については、 3.2.5 ハードコピー宛先設定画面での操作を参照してください。ハードコピーの概要を“図2.7”に示します。
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図2.7 ハードコピーの概要
ハードコピーの印刷形式には、基本形式と拡張形式の2種類があります。
− 基本形式印刷
基本形式印刷には、画面上の文字、グラフおよびイメージをすべて印刷する全画面印刷と、画面上の入力フィールドにある文字を印刷する入力フィールド印刷があります。
− 拡張形式印刷
拡張形式印刷では、画面上の文字、グラフ、罫線、アンダースコア等を各ワークステーションごとに設定した機能により印刷することができます。ただし、同一機種間のみで使用可能です。
ディスプレイエミュレータの動作中に、エミュレータの宛先変更機能によりハードコピーの宛先プリンタを変更することができます。詳細についてはエミュレータのマニュアルを参照してください。
NMCサーバで使用可能なワークステーションの機能を以下に示します。
- ディスプレイエミュレータ機能
F6680/I3270ディスプレイのエミュレーションを行う機能(LUタイプ2、グラフの表示、イメージの表示、ハードコピーを含む)- プリンタエミュレータ機能
F6680/I3270プリンタのエミュレーションを行う機能(LUタイプ1、3、グラフとイメージの印刷を含む)- DUET転送機能
ホストとワークステーションのF6680エミュレータとの間でファイルを送受信する機能- I3270ファイル転送機能
ホストとワークステーションのI3270エミュレータとの間でファイルを送受信する機能- DUET会話機能
ホストとワークステーションのF6680エミュレータとの間でアプリケーション会話を行う機能- LINKSERV機能
ホストのDSM等と連携し、キャビネットサービス、メールサービス、プリントサービスなどを行う機能- CCI機能
ホストとワークステーションとの間で分散アプリケーション会話を行う機能本書では上記機能を総称して“エミュレータ”と呼びます。なお、実機プリンタの機能は“プリンタエミュレータ機能”と同等です。
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