NMCサーバ 2.2
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2.3.3 運用コマンド

 NMCサーバの運用コマンドについて説明します。なお、運用コマンドの使用方法については、 第4章 運用を参照してください。

2.3.3.1 起動コマンド(strnmcgw

 NMCサーバを起動します。

2.3.3.2 停止コマンド(stpnmcgw

 NMCサーバを停止します。

2.3.3.3 運用変更コマンド(ctlnmcgw

 ワークステーションのデバイスとホストのLUの対応付けの変更を行います。対応付けの変更ができるデバイスは、固定方式および半固定方式で対応付けられたものに限ります。固定方式および半固定方式については 2.3.1 LUの獲得方式を参照してください。

 本コマンドにより、NMCサーバを終了させることなく、同一ホストの他LUおよび他ホストのLUに接続を切り換えられるため、1つのデバイスでホスト側の複数のアプリケーションを使用することができます。

“図2.5”にデバイスとLUの対応付けの変更例を示します。

図2.5 デバイスとLUの対応付けの変更例(1)
  • デバイス1はLU01を使用している(エミュレータを起動し、ホストと通信している)状態です。
    デバイス2、デバイス3およびデバイス4は、LU02、LU03およびLU04を使用していない(エミュレータを起動していない状態)です。
図2.5 デバイスとLUの対応付けの変更例(2)
  • ctlnmcgwコマンドにより、デバイス2の接続をLU03に切替え、エミュレータを起動してホスト通信を行います。

図2.5 デバイスとLUの対応付けの変更例

2.3.3.4 状態表示コマンド(dspnmcgw

 ワークステーションのデバイスとホストのLUの対応付けの状態を表示します。“図2.5”のデバイスとLUの対応付けの変更例を表示させると、“図2.6”のようになります。

図2.6 デバイスとLUの対応付けの表示例

図2.6 デバイスとLUの対応付けの表示例

2.3.3.5 オンライントレース開始コマンド(strotr

 オンライントレースの採取を開始します。

2.3.3.6 オンライントレース停止コマンド(stpotr

 オンライントレースの採取を停止します。

2.3.3.7 オンライントレース編集・出力コマンド(prtotr

 オンライントレースを編集・出力します。

2.3.3.8 内部トレース出力コマンド(trcnmcgw

 内部トレースを出力します。



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