Netcompo アプリケーション会話サービス 2.1 LU0会話サービス編 - Solaris -
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上へ第5章 運用

5.3 トレース

トレースは、LU0会話サービスの内部状態やデータの内容を採取する保守用の機能であり、LU0会話サービスが誤動作した場合や異常なシーケンスが発生した場合に、富士通技術員が原因を調査するために資料として用いるものです。

trclu0コマンを実行すると、自動的にトレースファイルを作成し、/var/opt/FSUNnet/lu0api配下に採取したトレースデータを格納します。トレースファイル名は"lu0.trace"です。

なお、トレースは LU0会話サービスが動作している時に常に採取され、本コマンド実行時にトレースファイルを作成しますので、異常が発生した時点で本コマンドを実行してください。

 

LU0会話サービスのトレースの出力

  /opt/FSUNnet/bin/trclu0  [-c]
                               [-x]  [LU名]
-c:
LU0会話サービスのトレース情報域および、トレースファイルをクリアします。
-x:
送受信されたデータの詳細情報とマクロシーケンスを出力します。指定しない場合には送受信されたデータのマクロシーケンスだけを出力します。
LU名:
トレース出力するLU名を指定します。省略時は、動作中のすべてのLUのトレース情報が出力されます。

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