Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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5.1 クライアントの画面を見る、自分の画面を見せる
[画面転送]機能を使うとクライアントの画面を見たり、クライアントに自分の画面を見せたりすることができます。セッションに参加しているほかのエキスパートがいる場合は、そのエキスパートも画面を見ることになります。
画面転送には2つのモードがあります。
- 画面受信モードではクライアントの画面の内容を見る−クライアントから画面を[受信]する−ことができます。
- 画面送信モードではクライアントにエキスパートの画面の内容を見せる−エキスパートがクライアントに画面を[送信]する−ことができます。
クライアントから画面を受け取っている間、画面情報が[Live Help Expert]ウィンドウに表示されます。このウィンドウは、サイズ変更したり、アイコン化したりできます。変更がある度に、クライアントの画面から更新を続けて受け取ります。あたかもクライアントのコンピュータの前に座っているかのように、マウスが移動したりメニューが開いたり、アプリケーションがロードされたりするのを見ることができます。ウィンドウ枠のついたMS-DOS(R)画面や、メインフレームコンピュータとのセッションの画面さえ見ることができます。
トレーニング中に、クライアントにエキスパートの画面を見せたい場合も考えられます。この場合、画面送信モードを使います。クライアントのコンピュータでは、[Live Help]ウィンドウが開かれ、エキスパートの画面に表示されるものを、マウスの動きなどを含め、すべて表示します。エキスパートが画面送信を停止すると、クライアントの[Live Help]ウィンドウは閉じられます。クライアントは何の操作の必要もありません。
また、画面送信は、ほかのエキスパートと打合せをする場合も便利です。

- Live Helpは画面転送を効率良く行なうため、Windows(R)の機能を一時的に停止させます。このためLive Helpの動作中は、アニメーションポインタはモノクロになり(色が変化し)、かつアニメーションしなくなります。Live Helpを停止すると、これらの機能は元通り有効になります。
- クライアントのコンピュータでスクリーンセーバが動作しているとき、マシンやディスプレイドライバやスクリーンセーバの種類によっては、スクリーンセーバが[Live Help Expert]の転送画面に正しく表示されない場合があります。マウスやキーボードを操作することによりスクリーンセーバを解除すると[Live Help Client]の画面が表示されます。解除後に背景に赤色などの表示領域が残る場合は、他のウィンドウを重ねるなどして再描画させてください。Live Helpの動作には支障ありません。
- Live Helpの動作中に、[画面のプロパティ]-[ディスプレイの詳細]タブ(または[設定]タブ、[ディスプレイの設定]タブ)の設定項目を変更することはできません。Live Helpを停止してから変更してください。
- Live Helpのセッション中に、クライアントのコンピュータの[画面のプロパティ]において、壁紙ファイル・壁紙の表示位置・色を変更しないでください。セッション中に変更した内容は、セッション終了後に反映されない場合があります。セッションを終了してから変更してください。
- クライアントのコンピュータでマウスポインタの軌跡を表示している場合、マウスポインタの残像が画面に残ることがあります。マウスポインタの軌跡表示はオフに設定することをお勧めします。
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