Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第7章 アプリケーションを監視する | > 7.1 監視するために必要な設定 | > 7.1.8 アプリケーションを監視するためのポリシーを設定する |
アプリケーション単位のしきい値監視を設定すると、アプリケーションの性能を監視できます。この項では、アプリケーションのしきい値に関する設定を説明します。以下の項目(しきい値ポリシー)を設定します。
→[アプリケーション管理]ウィンドウが表示されます。
→[しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスが表示されます。
[しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスで、以下の項目を設定します。
Solaris/HP-UX/AIX/Linux版Systemwalker Centric Manager使用時、シェルスクリプトに対するしきい値を監視することはできません。
|
[CPU使用率] |
[仮想メモリ容量] |
初期値 |
[異常検出上限] |
1〜100%の範囲で指定 |
サイズをKB単位で指定 |
[CPU使用率] 80(%) |
[警告検出上限] |
1〜100%の範囲で指定 |
サイズをKB単位で指定 |
なし |
[警告検出下限] |
|||
[異常検出下限] |
|||
[異常検出判定基準] |
1から9999(回)の範囲で指定 |
3(回) |
|
[警告検出判定基準] |
1から9999(回)の範囲で指定 |
3(回) |
|
[サンプリング回数] |
異常状態・警告状態の判定基準となるサンプル数を1から9999(回)の範囲で指定 |
5(回) |
|
[サンプリング間隔] |
監視のための情報をサンプリングする時間間隔を60から9999(秒)の範囲で指定 |
180(秒) |
Solaris 10で複数のCPUを搭載しているノードのアプリケーションの[CPU使用率]のしきい値を設定する場合、シングルCPU搭載ノードと同じしきい値設定ではしきい値違反にならないことがあります。
OSによる負荷分散のため、アプリケーションに対するCPUの割り当てが動的に変化します。そのため、以下を目安に設定してください。
シングルCPU搭載ノード設定しきい値 ÷ CPU数 |
異常検出判定基準]:複数回 [警告検出判定基準]:複数回 [サンプリング回数]:複数回 ※ [サンプリング回数] >= [警告検出判定基準] または 異常検出判定基準] |
→作成したポリシーが配付されます。
ポリシーの配付方法については、“アプリケーション管理のポリシー設定”を参照してください。
ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
検出上限値および検出下限値は、以下の条件を満たす必要があります。
異常検出上限値 > 警告検出上限値 > 警告検出下限値 > 異常検出下限値 |
アプリケーションのサンプリング間隔は、一つのノードに設定されたCPU使用率、メモリ使用量のうち最小の値を採用します。
目次
索引
![]() ![]() |