Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 イベントを集約して監視する> 5.5 イベントを抑止する

5.5.2 類似イベントを抑止する

類似イベントを抑止する設定を行う手順を説明します。

  1. 類似イベントの抑止条件および抑止解除条件を定義します。
  2. 類似イベントの抑止対象としないイベントを定義します。

設定例は、“類似イベント抑止の定義例”を参照してください。

■類似イベントの抑止条件および抑止解除条件

類似イベントの抑止条件および抑止解除条件は、mpaosemny(類似イベント抑止定義コマンド)で設定します。コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

設定する項目と初期値は以下のとおりです。

設定する項目

初期値

類似かどうかを判定する文字列の先頭からの長さ

30 バイト

多発と判断するイベント発生間隔

0 秒(抑止せず)

多発判定後に出力するイベント件数

1 件

抑止を解除するイベント発生間隔

0 秒

ホスト名の特定の有無

ON(特定する)

抑止解除時のイベント出力の有無

OFF(出力しない)

■類似イベント抑止対象としないイベントの定義

類似イベント抑止機能でイベントを抑止したくない場合は、抑止したくないメッセージを定義します。定義したメッセージの文字列は、発生したメッセージの先頭からと比較され、一致した場合には抑止されません。

類似イベント抑止の対象としないイベントは、mpaosemex(類似イベント抑止対象外設定コマンド)で設定します。コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

設定する項目は以下のとおりです。


定義方法について

類似イベント抑止の定義は、ローカル定義で設定します。ポリシー設定、ポリシー配付はできません。運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバのサーバごとに定義してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2006