Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 イベントを集約して監視する |
システムで発生したイベントは以下の順で処理され、複数のイベントが集約されます。イベントが発生してから[Systemwalkerコンソール]に表示されるまでの、イベント処理の流れを以下に説明します。
発生したイベントは、イベントを集約して監視する過程においてメッセージ内容が変換されたり、イベントコリレーションによって監視しないイベントに変更されます。発生したイベントがどのように処理されたかという情報はコリレーションログに格納されます。
イベントを集約して監視する過程において抑止されなかったイベントは、監視イベントログ、およびメッセージログに格納されます。監視イベントログに格納されたイベントは、[監視イベント一覧]で参照することができます。メッセージログに格納されたイベントは、[メッセージ一覧]および[メッセージ検索]で参照できます。
ログ格納のイメージを以下に示します。
監視イベント一覧に表示されるはずのイベントが表示されなかった場合や、抑止されるはずのイベントが監視イベント一覧に表示された場合は、コリレーションログを参照して、イベントがどのように処理されたかを確認します。
コリレーションログは以下のファイルに格納されます。
【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\base\corlog\Cor_correlation_nn.log |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVfwaos/corlog/Cor_correlation_nn.log |
nn:01からコリレーションログ定義ファイル(Cor_log.ini)で指定した世代数までの通番です。
コリレーションログの詳細は、 “Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
イベントを集約して監視するために必要な定義を、以下に示します。
機能一覧 |
必要な定義 |
メッセージを変換する |
メッセージ変換定義 |
複数イベントをまとめる |
イベントコリレーション監視の条件定義 |
イベントを抑止する |
|
発生したイベントに対しアクションを実行する |
イベント監視の条件定義 |
以下に、イベントを集約して監視する各機能のしくみを説明します。
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