Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第3章 ネットワーク構成を管理する |
ノード検出を実行すると、ネットワークに接続されているワークステーションやルータなどのノードが検出され、ネットワーク構成図(監視マップ)が自動的に作成されます。
管理対象とするノードを検出するには、以下の方法があります。
それぞれの特徴を以下の表で示します。
No |
操作方法 |
起動方法 |
[Systemwalkerコンソール]での実行 |
ノードの追加方法 |
|
[監視]機能 |
[編集]機能 |
||||
1 |
[Systemwalkerコンソール]の初回起動時のノード検出 |
手動 |
OK |
- |
自動 |
2 |
フォルダ単位のノード検出(指示したときに一度だけ実行) |
手動 |
OK |
NG |
自動 |
3 |
システム全体のノード検出(指示したときに一度だけ実行) |
手動 |
OK |
NG |
自動 |
4 |
サブネット単位に定期的なノード検出 |
自動 |
OK |
OK |
自動 |
5 |
[検出]メニューによるノード検出 |
手動 |
NG |
OK |
自動 |
6 |
[ノード一覧]ツリーでノードを一つずつ追加 |
手動 |
NG |
OK |
手動 |
ノード検出の完了後に部門フォルダの定義を行い、部門フォルダ配下にサブネットを移動して、部門フォルダとサブネットの関係付けを行います。部門フォルダ配下にサブネットを移動することにより、その部門フォルダ配下の部門管理サーバが管理するサブネットを関係付けることになります。サブネットの移動は[Systemwalkerコンソール[編集]]で行います。
ノード情報をCSV形式で保存
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[ファイル]メニューから[ノード情報をCSV形式で保存]を選択することにより、Systemwalkerが管理しているノード情報をCSV形式のファイルに出力できます。
ノードを検出することで、監視対象のノードの情報を収集することができます。
収集可能な情報についての詳細は、“Systemwalker Centric Manager 解説書”の“構成情報一覧”を参照してください。
インタフェースが複数存在するノードを検出した場合、代表インタフェースを設定する必要があります。代表インタフェースは、ノードを検出したときに以下の順序で自動的に選ばれます。
このため、クラスタノードの場合はそのノードのIPアドレスを持つインタフェースが代表インタフェースに選ばれないことがあります。また、ゲートウェイ、ルータ、スイッチングハブ等、複数のインタフェースを実装するノードでは、通信不可能なインタフェース、または、意図しないインタフェースが代表インタフェースに選ばれることがあります。
このような場合は、代表インタフェースを選択し直す必要があります。
代表インタフェースの変更は、[Systemwalkerコンソール[編集]]で[ノードプロパティ]を変更することにより可能です。
代表インタフェース
ゲートウェイ、ルータ、スイッチングハブ、クラスタノードなどのノードには、一つのノードにインタフェースが複数存在します。このようなノードを監視する場合、Systemwalker Centric Managerは、複数存在するインタフェースの中より、どれか一つのインタフェースと通信します。このインタフェースを代表インタフェースと呼びます。代表インタフェースは、[Systemwalkerコンソール]の[ノードプロパティ]で設定・変更することができます。
パーソナルファイアウォールやOSの設定でICMP要求やSNMP要求を抑止しているノードでは、ノードの検出、および、以下のネットワーク管理の監視が行えません。監視対象とする場合、ICMPとSNMP(161/udp)の要求に対し、応答を許可するように設定してください。
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