Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 運用管理サーバのバージョンアップ> 2.3 バージョンアップ【Windows版】

2.3.5 運用環境の退避

以下の手順で、移行元のコンピュータにログオンして移行データを退避します。

■退避手順

  1. 移行元のコンピュータにログオンします。

    移行元のコンピュータに、システム管理者権限のあるアカウントでログオンしてください。

  2. 本製品のCD-ROMをセットし、移行用の[運用環境保守ウィザード]を起動します。

    本製品のCD-ROMをセットすると、Autorun機能によって自動的にメニュー画面が起動されます。メニュー項目の中から[移行(バージョンアップ)]をクリックしてください。

    旧バージョンの[運用環境保守ウィザード]から退避を行った場合、バージョンアップ後の復元ができません。必ず本製品のCD-ROMから移行データを退避してください。

  3. [運用環境保守ウィザードへようこそ]画面が表示されます。

    以下の画面が表示されますので、画面の内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  4. 実施する処理を選択します。

    以下の画面が表示されますので、[実施する処理]として[運用環境の退避]を選択し、[退避データ格納先]を指定後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    [退避データ格納先]は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。

  5. 運用データの[退避方法]を指定します。

    以下の画面が表示されますので、運用データの[退避方法]を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。


    [ヘルプデスクオプション]について

    [ヘルプデスクオプション]は、SystemWalker/CentricMGR V4.0以前の環境から移出する場合にだけ指定できます。

  6. 設定内容を確認します。

    以下の画面が表示されますので、設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  7. 退避処理が実行されます。

    以下の画面が表示され、指定された情報に従って移行データの退避処理が行われます。

  8. 退避処理が完了します。

    退避処理が完了すると以下の画面が表示されます。

インベントリ情報を退避する(他社データベースを利用している場合)

インベントリデータベースに他社データベースを利用している場合は、以下の手順でインベントリ情報を退避します。

Oracleを利用している場合

  1. SQL*Plusを起動します。
  2. SQL*Plus上で、@コマンドを使用して以下のファイルを実行します。このとき、引数にはインベントリデータ移出先ディレクトリを指定します。

    SystemwalkerインストールCD-ROM\tool\trans\sv\MpCompsv\cmgetora.sql


  3. インベントリデータ変換コマンド(cmcnvdb)で、移出したインベントリデータをSystemwalker標準データベース形式に変換します。
    インベントリデータの変換は、移行元である旧版のSystemwalker Centric Managerの環境上で行ってください。

cmgetora.sqlとcmcnvdbコマンドの使用方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

SQL Serverを利用している場合

  1. コマンドプロンプトから、以下のファイルを実行します。このとき、引数にはインベントリデータ出力先ディレクトリを指定します。

    SystemwalkerインストールCD-ROM\tool\trans\sv\MpCompsv\cmgetsql.bat

  2. インベントリデータ変換コマンド(cmcnvdb)で、移出したインベントリデータをSystemwalker標準データベース形式に変換します。
    インベントリデータの変換は、移行元である旧版のSystemwalker Centric Managerの環境上で行ってください。

cmgetsql.batとcmcnvdbコマンドの使用方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2006