Interstage Job Workload Server 運用ガイド

B.1 ジョブログの出力と管理

ジョブログの出力先は、ジョブの実行時に指定することができます。
指定のしかたはジョブの種類によって異なります。

• スケジュールジョブの場合
  ジョブログは、Systemwalker Operation Managerに登録したバッチフレームワークジョブのプロパティに指定した、ジョブログファイル名により出力先が異なります。
  
  
  • ジョブログファイル名を指定した場合
    指定したジョブログファイルに出力します。
    
    
  • ジョブログファイル名を指定しなかった場合
    ジョブログスプール内にジョブログファイルを出力します。
    
    

  スケジュールジョブの場合、Systemwalker Operation Manager クライアントの以下の画面よりジョブログを確認することもできます。
  
  

  • [監視−ジョブ]ウィンドウ−[前回履歴]シート
  • [ジョブの出力情報]ウィンドウ
    
    
• デマンドジョブの場合
  ジョブログは、ジョブの投入コマンド(btfwsubjobコマンド)のジョブログファイル名(-oオプション)の指定により出力先が異なります。
  
  
  • ジョブログファイル名(-oオプション)を指定した場合
    指定したジョブログファイル名に出力します。
    
    
  • ジョブログファイル名(-oオプション)を指定しなかった場合
    ジョブログスプール内にジョブログファイルを出力します。
    
    

ジョブログをジョブログスプールに出力する場合、以下のファイルにジョブログが出力されます。

ジョブログスプール格納ディレクトリ/ijeslog/ジョブキュー名/ジョブ番号

ジョブログスプール格納ディレクトリ = /mcbat/joblogspool
ジョブキュー名 = queue01
ジョブ番号 = 20
以下のファイルにジョブログが出力されます。

/mcbat/joblogspool/ijeslog/queue01/00020

ジョブログをジョブログスプールへ出力できない場合には、別のディレクトリに格納されます。
“ジョブログがジョブログスプールに出力できない場合”を参照してください。