Interstage Job Workload Server 運用ガイド
目次 前ページ次ページ

第4章 保守> 4.1 バッチシステムの退避/復元

4.1.2 退避の契機

バッチ実行基盤の退避の契機を以下に示します。

各退避の契機ごとに、退避資源が異なります。
退避の契機ごとに、退避が必要な資源について以下に示します。

退避の対象資源

バッチ実行基盤のセットアップ

バッチ実行基盤の変更

バッチジョブ定義の登録/更新/削除

バッチアプリケーションの配備/配置

バッチジョブ定義データベースの容量拡張

バッチサーバ環境の変更 (*1)

COBOLのバッチアプリケーションの配備

コマンドやシェルスクリプトの配置と設定

バッチサーバ環境資源

バッチ実行基盤の資源

バッチサービス資源

×

×


(*3)

/opt/FJSVibs/etcディレクトリ配下

×

×


(*3)

/opt/FJSVibs/varディレクトリ配下

×

×


(*3)

バッチワークユニットの配備元資源

×

×

×

×

配置したコマンドやシェルスクリプト

×

×

×

×

Interstageの資源

Interstageのサービス資源

×

×


(*3)

rcプロシジャ

×


(*2)

×

×

×

バッチジョブ定義データベース環境資源

バッチジョブ定義データベースのアンロード資源

×

×

×

○:必ず退避してください。
△:必要に応じて退避してください。(*1、*2、*3を参照)
×:退避不要です。
*1:バッチサーバ環境の変更に伴い、バッチジョブ定義の登録や、バッチアプリケーションの配備/配置を行った場合には、それらも合わせて退避してください。
*2:rcプロシジャを編集した場合には退避してください。
*3:コマンドやシェルスクリプトの配置に伴い、バッチワークユニットの設定を変更した場合には退避してください。

さらに、バッチ実行基盤全体の保全のために、バッチサーバ環境、およびバッチジョブ定義データベース環境のすべての資源を、定期的に退避することを推奨します。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006