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第5部 保守編 > 第20章 トラブル事例

20.2 DSA運用管理での認証に関するトラブル

■事例1

【トラブル現象】

 エラーメッセージ「E08-0019 管理ツールエージェントと通信できません。管理ツールエージェントが起動しているか確認してください。」が表示され、DSA運用管理での認証に失敗する場合がある。

【原因】

 ネットワークが接続されていない可能性があります。または、管理ツールエージェントが停止しているため、認証に失敗しています。

【対処方法】

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 管理ツールがインストールされているマシンから、pingコマンドでアクセスしたいDSAのマシンとネットワーク接続しているか確認してください。ネットワーク接続されていれば、管理ツールエージェントがインストールされているマシンで、以下の手順で管理ツールエージェントを起動させてください。

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 管理ツールがインストールされているマシンから、pingコマンドでアクセスしたいDSAのマシンとネットワーク接続しているか確認してください。ネットワーク接続されていれば、管理ツールエージェントがインストールされているマシンで、以下のコマンドで管理ツールエージェントを起動させてください。

 # startdirs

 エラーが改善されない場合、"保守編 資料採取"にしたがって情報を採取し、技術員に連絡してください。

■事例2

【トラブル現象】

 エラーメッセージ「W08-0001 入力されたIDとパスワードでは、DSAに対する操作権限がありません。」が表示され、DSAに対する操作が行えない場合がある。

【原因】

 以下のような原因が考えられます。

【対処方法】

 正しいID/パスワードを入力してください。
 管理ツール管理者が登録していない場合は、管理ツールエージェント環境設定で管理ツール管理者のアカウントを登録してください。

■事例3

【トラブル現象】

 エラーメッセージ「E08-2802 指定されたDSAディレクトリにアクセス可能なDSAが存在せず、DSAを削除できません。」が表示され、DSAの削除に失敗する場合がある。

【原因】

 以下の原因が考えられます。

【対処方法】

 [DSA選択]ウィンドウで該当するDSAのアイコンを選択し、[DSA]メニューから[DSA変更]を選択して[DSA情報]ダイアログを表示します。設定されているDSAディレクトリを確認してください。[DSA選択]ウィンドウについては、[DSA選択]ウィンドウを参照してください。
 DSAディレクトリに設定されている場所にDSAが存在しない場合は、DSAディレクトリを正しく設定し直してください。または、[DSA選択]ウィンドウで該当するDSAを削除してください。
 DSAディレクトリが正しく設定されている状態でこの現象が発生する場合は、"保守編 資料採取"にしたがって情報を採取し、技術員に連絡してください。

■事例4

【トラブル現象】

 エラーメッセージ「E08-3414 テンポラリファイル(iUserAdmin.log.000)が読込めず、管理者パラメタを読込めません。ディスク容量が十分にあるかまた読込み権があるか確認してください。」が表示され、DSAの削除に失敗する場合がある。

【原因】

 以下の原因が考えられます。

【対処方法】

 [DSA選択]ウィンドウで該当するDSAのアイコンを選択し、[DSA]メニューから[DSA変更]を選択して[DSA情報]ダイアログを表示します。[DSA情報]ダイアログに設定されているDSAディレクトリが正しく設定されているか確認してください。[DSA選択]ウィンドウについては、[DSA選択]ウィンドウを参照してください。
 または、DSAの格納先ディレクトリに読込み権を設定してあること、ディスク容量が確保十分に確保されているか確認してください。容量が不足している場合は不要なファイルを削除してディスク容量を確保してください。
 エラーが改善されない場合は、"保守編 資料採取"にしたがって情報を採取し、技術員に連絡してください。


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