InfoDirectory使用手引書 |
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第5部 保守編 | > 第19章 トラブル発生時の対処 |
【原因】
管理ツール起動に必要な環境変数が設定されていない可能性があります。また、管理ツール起動に必要なクラスやライブラリが故意に削除または移動された可能性があります。
【対処方法】
以下の環境変数に誤りがないか確認してください。
"インストールガイド InfoDirectory管理ツールの使用にあたって その他 環境変数"を参照し、ID_DIR、PATH環境変数が正しく設定されていることを確認してください。
"インストールガイド 資源 メモリ容量"を参照し、PKI_MX、PKI_MS環境変数に指定している値が適切か、またはマシンに搭載しているメモリが適切か確認してください。
上記対処で改善しない場合、管理ツールをアンインストール後、再度インストールを行ってください。
再インストールで改善しない場合、管理ツールの対処にしたがって資料を採取し、技術員に連絡してください。
【原因】
管理ツールのインストールディレクトリ配下のコマンドアプリケーションが処理中にエラーメッセージを返す場合、以下のような原因が考えられます。
【対処方法】
CSV-LDIF/LDIF-CSV変換ユーティリティメッセージを参照してください。
コマンドリファレンスを参照してください。
マシンの稼動状態を確認してください。負荷が高く、処理の上限に近い状態である場合、不要なアプリケーションやファイルがないか確認し可能であれば終了または削除してください。高負荷状態が改善されたことを確認後、アプリケーションを再度起動し目的の操作を行ってください。
上記対処で改善しない場合、コマンド名、エラー情報を控え、管理ツールの対処にしたがって資料を採取し、技術員に連絡してください。
【原因】
管理ツールが使用するライブラリまたはJREのプロセスが処理中に不正なメモリ領域にアクセスしました。
【対処方法】
ワトソン博士のログを取得後、管理ツールの対処にしたがって資料を採取し、技術員に連絡してください。
ワトソン博士のログについては、ワトソン博士のログ取得を参照してください。
【原因】
管理ツールが使用するライブラリまたはJREのプロセスが処理中に不正なメモリ領域にアクセスしました。
【対処方法】
管理ツールインストールディレクトリ配下に“hs_err_pidXXXX.log”や“core”ファイルがある場合、ファイルを取得後、管理ツールの対処にしたがって資料を採取し、技術員に連絡してください。
【原因】
以下の原因が考えられます。
【対処方法】
"インストールガイド 資源 メモリ容量"を参照し、PKI_MX、PKI_MS環境変数に指定している値が適切か、またはマシンに搭載しているメモリが適切か確認してください。
マシンの稼動状態を確認してください。負荷が高く、処理の上限に近い状態である場合、不要なアプリケーションやファイルがないか確認し可能であれば終了または削除してください。高負荷状態が改善されたことを確認後、アプリケーションを再度起動し目的の操作を行ってください。
以下の方法でアプリケーションを停止します。
サービスから、"InfoDirectory Administration Server Agent"を選択し、停止します。
stopdirsコマンドを実行します。
タスクマネージャの一覧を起動し、[アプリケーション]タブから"InfoDirectory管理ツール"を選択後、[タスクの終了(E)]ボタンを選択し強制終了させます。
stoptechMgrコマンドを実行します。
上記対処で改善しない場合、管理ツールの対処とInfoDirectoryの対処にしたがって資料を採取し、技術員に連絡してください。
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