InfoDirectory使用手引書 |
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第4部 運用編 | > 第16章 コマンドリファレンス |
【機能】
DSAデータベースをリストアします。本コマンドはリストアしたいDSAの格納先ディレクトリで実行する必要があります。
【指定方法】
odsrc [-n] [-b backup-number] [-V] |
【オプション】
以下のオプションがあります。
- -n
- このオプションを指定するとアップデートログファイルを使用されません。アップデートログファイルを適用する場合は、このオプションを指定しないでください。このオプションを指定するとリストアのフリーズ状態になります。
この状態を回避するには、[管理ツール]ウィンドウ → [サーバツール]メニュー → [サーバ管理]ウィンドウ → [データベース] → [フリーズコンフィグレーション]ダイアログ → [リストア]を[オフ]にします。
- -b
- バックアップされているバックアップ番号を指定すると、このバックアップファイルを使用してリストアされます。もし、バックアップ番号なしで、このオプションを指定すると利用可能なバックアップが表示されます。そして、この中の1つを選択してリストアすることができます。
-bオプションを指定しない場合、最新のバックアップファイルを利用されます。
【復帰値】
正常 : 0
異常 : 0以外
【メッセージ一覧】
メッセージ
Usage : odsrc [-b [backup]] [-n]
by default recovers from the last backup and applys the update logs
-b recovers from backup
-n prevents any update logs being applied【意味】
指定したオプションに誤りがあります。【対処方法】
指定したオプションを確認してください。
メッセージ
Recovering database from backupX
Freezing database for recovery
Database frozen for recovery
2001XXXXZ
Applying update logs
Reading country codes from file iso3166
Database unfrozen【意味】
“backupX ”ファイルにXXXXXXXXZのアップデートログを適用し、リストアしました。【対処方法】
対処は必要ありません。
メッセージ
Recovering database from backupX
Freezing database for recovery
Database frozen for recovery
2001XXXXZ
WARNING : no update logs applied
if these update logs are not applied before the directory is started
then any changes contained in them will be lost
Database frozen for recovery【意味】
“backupX ”ファイルからリストアしました。ただし、アップデートログは適用しませんでした。【対処方法】
リストアした状態でよければ、リストアのフリーズ状態をアンフリーズ状態にします。[管理ツール]ウィンドウ → [サーバツール]メニュー → [サーバ管理]ウィンドウ → [データベース] → [フリーズコンフィグレーション]ダイアログ → [リストア]を[オフ]にします。
メッセージ
No accessible ODS directory in the Current working directory
【意味】
カレントディレクトリにDSAが作成されていません。【対処方法】
DSAが作成されているディレクトリで実行してください。
メッセージ
No such backup file: backupX.000
backups available:
backupX.000 200X / XX / XX , XX : XX : XX
…
backupX.000 200X / XX / XX , XX : XX : XX【意味】
指定したバックアップファイルは存在しません。【対処方法】
-bで指定したバックアップ数Xを確認し、指定可能なバックアップ数を指定してください。
メッセージ
Since there is no Administrators authority, a command cannot be executed.
【意味】
Administrators権限がないため、コマンドを実行することができません。【対処方法】
Administrators グループに所属しているユーザでログオンしてコマンドを実行してください。
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