Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003-

10.1.2 印刷形式を考慮したJCLを作成する

以下に示すJCL出力ファイルについて、印刷形式に関する属性をJCLに指定します。

• file文に指定したファイル

指定できる印刷形式に関する属性は、以下のとおりです。

• ドキュメント名の指定

出力ファイルのドキュメント名を指定できます。JCLで指定したドキュメント名は、[出力ファイル]ウィンドウに表示されます。

• 印刷形式の指定

出力ファイルをアプリケーションの入力とし、そのアプリケーションでフォーマットして印刷することができます。転送先のアプリケーションのことを“フィルタ”といいます。

フィルタを使用しない場合は、出力ファイルはSystemwalker OperationMGRによってフォーマットされてテキスト印刷されます。この場合、印刷形式として、フォント名、フォントサイズ、用紙サイズ、用紙方向、文字ピッチ、行ピッチ、出力開始原点X、および出力開始原点Yが選択できます。

フォント名、フォントサイズ、用紙サイズおよび用紙方向はジョブ出力制御機能を使用していない場合でも指定できます。

印刷形式に関する属性の指定方法

印刷形式に関する属性は、以下によって指定します。

• JCLのfile文
• jpdflt

ここで指定した印刷属性は、file文のprtformオペランドで*が指定されている場合に採用されます。

• ジョブ出力制御機能の初期化ファイルのprtオペランド

ここで指定した印刷属性は、file文、jpdflt文で属性が指定されていない場合に採用されます。

各項目の詳細については、“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”および“Systemwalker OperationMGR 導入手引書”を参照してください。